私は現在53歳。少し早いが、今日は年金の話を。
最近、「トンチン」という保険用語を立て続けに聞いた。流行り始めているのかもしれない。聞くごとに少しづつ理解できてきて、また興味も持つようになった。

まず保険の仕組みの話から。例えば、なじみの深い自動車保険の場合。10人の保険契約者が居て、そのうちの一人が事故を起こしたとする。そこで保険金が支払われるわけだが、つもり事故を起こしていない残りの9人を含む10人が支払った保険料が、ひとりが起こしてしまった事故に対する保険金の原資となるわけだ。
これを生命保険に置き換えると、病気や怪我、あるいは死亡による保険金は、健康でい続ける人が支えているということになる。これが従来の保険の基本的な仕組みだと私は理解している。

そこで「トンチン」という考え方。これはいわば逆転の発想で、終身年金を受け取れる保険に大勢の人が加入したとして、残念にも早く亡くなってしまった方の”受け取り損ねた年金”を、長生きしている人に回すというもの。損益分岐点は、だいたい八十数歳まで長生きした場合になるとのこと。表現が不適切かもしれないが、自分が人よりも長生きできることに”賭け”をするようでもある。しかし、老後の生活資金を設計するうえで、終身年金の確保というのはとても大きい安心材料だと思う。また、こういう保険に入っていれば、少なからず「長生きをしなければ」という活力につながるかもしれない。
やがて訪れる”老後”に向けてもう少し勉強をしておこう。
加藤ブログ