2025年・大阪万博が決定した。

私の世代で万博と言えば、1970年の大阪万博。なんといってもその入場者数は6,400万人であり、私の周りの同世代では万博に行かなかったという人をほとんど知らないほど。

当時私は5歳だった。夏休みのことだったと思うが、私は一家で町内会の日帰りバスツアーで万博に出かけた。記憶は断片的であるが・・。パビリオンの列は長く、一日でいくつものパビリオンを見て回るはとても無理だった。冷戦時代だっただけにのソビエト館にも惹かれたが、それでも私たち家族はアメリカ館を最優先した。炎天下の元で数時間待ちの長い列に並んだ。途中でアイスキャンディーが売られていたが、私の記憶では買ってもらえなかった・・。
ようやくパビリオンの中に入るも、順路はノロノロ歩きで進んだ。目玉はアポロ11号が持ち帰ってきた月の石。何時間もかけ、月の石の前に居られたのはほんの数分だったと思う。ただ、5歳の時の僅かな記憶を今呼び起こしてみれば、何時間も並んだことの苦労よりも、頭上に輝く月の石の記憶のほうが何十倍も鮮明である。万博とはそういうものかもしれない。

2025年の大阪万博も、きっと多くの子供たちにとって生涯の思い出になるような素晴らしいイベントになることだろう。私自身もとても楽しみだ。
expo1970
expo70
(父が撮影した写真)