小学生の頃、学研の「科学」と「学習」という学習雑誌があった。きっと私はその頃から理系人間だったのだろう、「学習」は無視して「科学」ばかり興味を持って見ていた記憶がある。
遠い記憶なので断片的にしか覚えていないが、将来のこととしてNASAのスペースシャトル計画や、惑星直列のことをぼんやりと覚えている。その後スペースシャトルは実現し、それはまあまあ大人になってからのことではあったがそれはそれはカッコよかった!惑星直列によって磁場が、重力が・・・、などという様々な悪い推測などもあったが、実際には何も起きなかった。
「科学」でも取り上げられていたと思うが、当時から近い将来に東海沖地震が発生すると言われていた。やがて「南」が付いて東南海地震と呼ばれるようになり、今では南海トラフ地震と名前が変わっていった。科学の進歩と共によりリアルな予想となったのだろう。

しかし未だにその地震は起きていない。その間には1995年の阪神淡路大震災や2004年の新潟県中越大震災、そして2011年の東日本大震災など多くの大地震が起きている。1995年の阪神淡路大震災は、それまで私が経験した中では最大の揺れを感じたものだった。朝方、まだ布団の中で「ついに来たか!」と思った。すぐ近くが震源地であるかのような激しい揺れだった。しかし、震源は150km以上離れた関西地方だった。
2011年の東日本大震災は、私は東京に居てとても怖い思いをした。揺れの大きさも揺れている時間もとても長かった。人や建物に被害が出るほどの揺れを始めて体験した。それほどまでに衝撃的な大地震だった。

今日であれから8年。被災された方の悲しみやご苦労はとても想像できるものではないが、多くのことを教訓にしなければいけないことは確か。予想されている南海トラフ地震に限らず、あらゆる災害を想定しながら油断をせずに日々過ごしていこうと思う。