LAND COMFORT 加藤ブログ

ランドローバーを運転していると時間がゆっくり流れているように感じます。

ランドローバーを運転すること、ランドローバーのある生活、ランドローバーと過ごす時間、それらは全てとても心地良いこと。
「LAND COMFORT」とは、そんなことを考えながら出来上がった言葉です。

カテゴリ: 工具・機器・材料

最近のランローバーエンジンでは、オイル交換時に便利なフィラーパイプが付いているものがある。5リッターエンジンや、3リッタースーパーチャージドエンジンなどがそう。
エンジンオイルのフィラーキャップを取り外すと中心部に金属製のパイプが見える。このパイプはオイルパンの最下部付近まで届いていて、ここからエンジンオイルを吸い上げれば残らずキレイに抜き取ることができる。抜き取りには真空ポンプを使う。以前、この方法でオイルを抜いたあと、試しにリフトで車体を上げて実際にオイルパンドレンプラグを取り外してみたことがあった。オイルは全くと言ってよいほど残っていなかった。
リフトを使わなくても良いので作業スペースも大変助かるし、全てのクルマが順次こうなってくれると嬉しい!
ランドローバー
レンジローバー
レンジローバー_オイル



作業でリューターを使おうと思ったがスイッチオンしても作動しない。長年使ってきたものだし、そろそろ壊れたとしても諦めはつく。しかし、きっと構造は簡単なものだろうし、ダメ元で分解してみた。
サーキットテスターで各部を点検したところ、コイルに導通がないことが分かった。ニクロム線がグルグルと巻かれているだけなので時間だけかければ解決しそうだ。
ということで、断線箇所の復旧にはかなり芯に近いところまで一度ほどく必要があったが、断線部分に手を入れ、再び巻き直して無事に解決。
ニクロム線を巻くなんていつ以来だろう?中学の技術か、高校の物理か、あんまり勉強していなかったから記憶にないなあ。笑
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クルマのバッテリーが上がってしまった場合、それが出先なら例えばブースターケーブルで他のクルマのバッテリーに繋いでもらうなどの方法がある。我々クルマ屋の場合、展示車両だったり、修理でお預かり中のクルマだったり、弱ったバッテリーに遭遇することなど日常茶飯事。なのでジャンプスターターというポータブルの電源を使う。普段は100Vのコンセントに繋いでおいて充電しておく。必要なときはそれをクルマに持っていってバッテリーに繋いでブルンとエンジンを掛ける。
ランドローバー_バッテリー
写真の奥側、大きいほうが従来のもの。つまりはこの中にバッテリーが入っているわけで、ポータブルといってもまあまあ重い。手前のものはこの程導入した新型の小型ジャンプスターター。ボーイング787型旅客機はリチウムイオンのバッテリーを搭載することで軽量化を図り、燃費向上を実現した。初期には発火でトラブルがあって話題になったアレである。この小型ジャンプスターターもリチウムイオン電池を使っている。こうして比べてみればよく分かる。同じ性能で、これほどまでに小型軽量化できればそのメリットは絶大だ!
我々の仕事や生活でもずいぶん助かる。故障車のレスキューに出掛ける場合や、キャンプなどのレジャーでの緊急用電源など、小型軽量の恩恵は大きい。そして、これでギックリ腰の心配もなくなった。笑
レンジローバー_バッテリー




レイブリックはピット作業をするスペースが大変狭い。過去にも、当時借りていた倉庫をピットとして使えるようにしようと構想を練ったこともあった。後に、その倉庫は大家さんの都合で退去を強いられてしまったのだが・・・。結局、作業スペース拡大のための改善は進まぬまま時間ばかりが過ぎていた。
その倉庫の退去に伴い、代わりに建てたイナバのガレージがあるのだが、そのスペースを有効に使って今度こそ作業用スペースを設けることにした。今日はエアコンプレッサーの設置と、そこからのエアホースの配管を行った。
ランドローバーPIT
ランドローバー_ピット
"クルマいじり"には電気や水は必要ではあるが、その次に要るのは"エア"である。シューッシューッと吹きかけるエアは、室内清掃などでも大活躍。軽作業でも、例えばタイヤの空気圧調整には圧縮エアが必須。整備となると、エアラチェットやインパクトレンチなどのエアツールがあると無いでは作業効率は大違い。

このガレージは普段みなさんに来店していただくレイブリックの店舗から少し離れた別の場所にある。なので見ていただくことはできないスペースなのだが、ただここが稼働するようになれば、この場所で行われた作業そのものがレイブリックのサービスと直結することは事実。建物の高さの問題などもあるのでリフトを導入するなど本格的な重整備ができるわけではなく、もっぱら軽作業専用のピットではあるが、徐々にではあるが機能的なスペースになりつつある。
ちょっと隠れ家的な要素があるので、このガレージの整備は個人的にはとてもワクワクしている!



キーマシン、キーを複製するための機械なのだが、最近ではめっきり使うことがなくなった。最近では盗難防止のためのイモビライザーが一般的だし、キー溝も内側に切られたタイプに変わっている。それどころか、スマートキーの登場で機械式のキーを使うこともなくなりつつある。
こんなふうにただキーを切るだけでスペアキーを作れる車種は、ランドローバー車ではクラシック・レンジローバーやディスカバリー・シリーズ1、ディフェンダーなど、一部の低年式の車種に限られてくる。実際に私がこの機械に触ったのも何年ぶりだろう。しかし、こんなふうに自らの手で機械操作をしてキーが出来上がる様もなかなか味があって良い。

レンジローバー_スペアキー
キーマシンを購入したのはもう十数年前ぐらいだろうか。それまではスペアキーが必要になるたびに専門業者に出向いて作ってもらっていた。しかし、その度に出掛ける手間と作業料が必要になるわけで、それならいっそ機械を購入してみようと考えたのだ。おそらく市販品では価格もクォリティーも最低レベルの機械だろう。安かっただけにダメ元という気持ちもあった。しかししかし、こうして今も現役で頑張ってくれている!

左側にサンプルのキー、右側に新品のキーをセットし、サンプルキーの段差をトレースしながら回転する歯を新品キーに当てていく。まず、そのキーのセットも慎重に行わなければならない。安い機械だけに精度は決して高くなく、無造作にセットするとキーの位置に多少の誤差が出てしまう。そうなれば出来上がったキー溝の高さが異なるものとなって場合によっては使い物にならない。手の感覚で、そして目で見て、左右のキーの位置を正確にセットする必要がある。それほどまでに曖昧な機械なのである。
しかしこれも慣れ。購入してすぐの頃には数回失敗はしたものの、その後は正確にスペアキーを複製できるようになった。今日の出来栄えにも満足!セキュリティーの関係上、モザイクを入れなけれならないのが残念。(笑) 
レンジローバー_キー



ついつい事を急いでしまうのは私の悪い癖のひとつ。
単管パイプを使って棚を作ろうと思い、単管パイプカッターなるものを買ってみた。高速カッターを使えば簡単なことだが、夜間に作業をするのにギュイーン!とけたたましい音をたてるのも気が引けて、これなら静かに作業ができるのではと考えたわけだ。
説明書によれば使い方は簡単。単管パイプを固定し、この「単管カッター」を取り付けてクルクルと回していく。少し回しては締めつけ、それを何度か繰り返すことで単管が切れてしまうという優れモノ。さっそく使ってみた。途中までは順調だったが、あと少しのところでスムーズに回転しなくなり、ゴロゴロと違和感が出てきた。見れば刃がギザギザに傷んでいた。
加藤ブログ加藤_ブログ
最初に付いてきた刃はこんなものかも?と思い、あらかじめ「ステンレス用」という丈夫な替刃も買っておいた。きっとこれで大丈夫。ところが、その刃もすぐにガタガタになってしまった。刃を二枚も使って単管は一本も切れていない。これでは先が思いやられる。というか、刃がいくらあっても足りない。どうしたものか。
単管カッターの説明書きの末尾にこんなことが書かれていた。「パイプを早く切断するためにノブを強く締め過ぎると、カッターホイール破損の原因になります。」 
やってしまった・・・。
加藤blog



自動車整備工場は、大きく分類すると、分解整備を行なうための設備を備えた「認証工場」と、更に車検までを行える「指定工場」とがある。それらの認可を取得するためには一定の基準があり、工具設備類も明確に定められている。日常的に使うものもあれば、ほとんど使わないものもあるのだが、それでも全ての工具や備品は絶えず正常に使える状態を保っていることが義務付けられている。
ランドローバー_V8エンジンを下ろすための設備も必要で、オートクラフトやレイブリックでももちろん備えているわけだが、実際には年に数えるほどしか使わない。写真はオートクラフトのピット内だが、天井に頑丈な鉄骨が組まれており、そこにチェンーンブロックが仕込まれている。自動車整備のための設備の中では大掛かりなほうの部類である。使用頻度が低いのは勿体無いことだが、エンジンを下ろすほどの修理は頻繁には起きてほしくない。
ランドローバーのクォリティーはひと昔前と比べれば格段に良くなっている。今後はこういう作業も徐々に減っていくことだろう。メカニック同士で「お前、エンジン下ろしたことある?」「いや、昔先輩がやってるのを見たことはあるけど・・・」なんて時代がじきにやってくるのかもしれない。それでも、きっと何十年後もチェーンブロックは「備え」として残っているのだろうな。
ランドローバー_エンジン



加藤ブログ我々のような業種の店には定期的に工具屋がやってくる。バンの荷台に工具を満載して行商にくるのだ。既に一通りの工具も持っているので今更買い足すものはほとんどない。それでも根気よく来てくれるのだが、そうしているうちに時にはアイデアを絞った新商品なんかも飛び出してくる。また、ビニールテープやタイラップなどの消耗品類も揃えてくれているので買い出しに出掛けなくて済むぶんとても助かる。
今日は買わなくても、作業で工具が足りなくて行き詰まったときに「あの工具屋のバンにあんな工具がのっていたなあ」ということを思い出せればラッキー。そのために展示品を一通りは眺めておかなきゃ!困ったときに電話をして「あんな工具を持っていなかったっけ?」と問い合わせ、ヒットすればすぐに駆けつけてくれる。とても便利だ。
ていうか、ホームセンター好きの私にとっては、こんな移動販売車を覗くだけでもとても楽しい。バンごと欲しくなってしまう(笑)



一週間東京で過ごし、久しぶりにレイブリックに出社した日の多くは溜まっていた事務仕事に終始することが多い。レイブリックではコピー機にパソコン、それらを含む社内ネットワーク、更に整備見積もりや顧客管理のためのソフトを、この一ヶ月の間に一気に入れ替えた。慣れない機械やソフトと格闘することも、その忙しさを増大させている大きな要因でもある。特に最近は気がつくと既に夕方になっている状態・・・。
今日も、そんなとりとめのない一日になってしまったのだが、業務が終わってから少しの時間をガレージでのクルマいじりに費やした。空調が効いた空間ではないので夜になっても蒸し暑いが、それでも私にとってはとても心地よい時間なのである。それに、時間に追われた作業ではないので、脳のリフレッシュにもちょうどいい。

話は飛ぶが、今日はハンドツール(手持ち工具)について。
18歳で自動車の免許をとり、以来、トヨタ車を乗り継ぎ、自分でできるメンテナンスやドレスアップを楽しみながら学生生活を過ごし、その流れでトヨタディーラーに就職した。やがてメカニックの仕事に就き、整備のイロハを覚えていったことで、私の自動車に関する知識は完全にトヨタ車がスタンダードになった。
トヨタ車に使われているボルトやナットのサイズは、8、10、12、14、17、19mmが基準で、各メカニックのツールキャビネットにはそのサイズのトヨタ純正スパナやソケットが収められていた。
やがて、私はフォルクスワーゲン&アウディを取り扱う拠点に異動となった。1991年、始めてトヨタ自動車が輸入車の販売を始めることが発表になったのだが、なにせ準備期間が短かった。メーカーもディーラーも大して準備ができていない段階で、まさに見切り発車状態で翌1992年の春にショールームがオープンした。当事者としてはそんな印象だった。
全国に先駆け、まず愛知県内に二店舗がオープンしたのだが、私はそのスターティングスタッフのひとりだった。
我々メカニックの最初の仕事は必要な工具を揃えることだった。実際にフォルクスワーゲンやアウディを分解しながら調べていったのだが、私はかなり面食らった。というのも、トヨタに比べると数倍ものハンドツールが必要であることが分かったから。ボルト・ナットのサイズでは、9,11,13,15,16mmあたりが足りない。更に、ヘキサゴントルクストリプススクエアも使われていた。おいおい、これじゃあトヨタ純正ツールキャビネットでは収まりきらないぞ!と大騒ぎをしたものだった。

加藤ブログ_ハンドツールちなみにこれがトルクス。六角の花柄になった形状である。MG-Fのシートの取付ボルトにも使われているのだが、締め付けるときには工具が滑ることもなくかなりしっかりと力が掛けられる。
それはそれでとてもありがたいことだが、クルマに使われるネジの種類を、トヨタ車とまではいかなくとも輸入車もう少し減らしてくれると嬉しいなあ。工具代も助かるし。笑



私が自動車整備業界に入り、メカニックとして最初に携わったのは国産のトヨタ車。数年間の短い期間ではあったが、当時勤務していたサービス工場ではリベッターという工具を使ったことはなかった。トヨタ車の整備ではリベットは使わなくても良いようになっていたのだと思う。
その後、フォルクスワーゲン&アウディを取り扱うディーラーサービスに転勤になったときに初めてリベットを目の当たりにした。1992年当時、フォルクスワーゲンにコラードというクーペ車があった。その、コラードのウィンドレギュレーターが、ドアに対してリベットで留まっていた。トヨタ車で育った私にとっては、「おいおい、なんという整備性の悪さなんだ・・・」と愚痴を言いたくなるほどだった。
まず、留まっているリベットを取り外すことが大変だった。ボルトで留まっているのならハンドツールで緩めてやればよいのだが、リベットとなるとドリルでリベットの頭を削り落とすなど、かなり面倒な作業となる。新車工場のラインで生産する際にはボルト締めするよりもリベット留めのほうが効率が良いのかも?などと、その理由を考えてみるものの、やはりサービス工場の現場の立場ではリベットはやめてほしいと思っていた。
1995年にランドローバーを取り扱うディーラーサービスに転職した際、そこでもリベットを見ることになった。コラードと同様、2ndレンジローバーのウィンドレギュレーターもリベット留めだった。そんなふうに、欧州車ではリベッターを使った作業はたいして珍しいことではなく、むしろ頻繁に使う工具でもあった。そして私自身、リベットを使うことに慣れていくにつれて利便性を感じるようにもなり、仕上がりの見栄えもとても好きになった。

レンジローバー写真はバハマ号のロードスペースの側面。元々ここにはCDオートチェンジャーとオーディオアンプが取り付けられており、そのブラケットはリベットで留められていた。全塗装をする際、オーディオシステムを社外品に交換することを前提に、純正のCDオートチェンジャーとオーディオアンプと共にブラケットも取り外したのだった。なのでご覧のように多数の穴が開いている。この外側は直接外部とつながっているわけではないので穴が開いていても水が浸入するようなことはない。ただ、気分の問題だけである。どう処理しようか迷っていたのだが、結局リベットを使って蓋をすることにした。何かを留めるわけではない。ただ穴を埋めるだけである。
クラシック_レンジローバーレンジローバー_クラシック
穴が開いたままとリベットを打ったあと、どちらが目立つのかという理論をしてもそれは無駄なことだろう。ただ、どちらが好みかの問題である。私はリベット留めの処理跡が好きなので、むしろ目立っても良いと思った。



加藤ブログ2ピットサービスを行っていると業歴と共に、必要な、あるいは便利な工具や機器が増えていく。今日は、トラブル時の救済ツールを紹介しよう。
機械には多くのボルトが使われている。仮にボルトの山が潰れたまま強引に締め付けてしまえばネジ山が損傷してしまい、機械そのものの破損に繋がりかねない。なのでボルトの山はきちんと修正してから組み付ける必要がある。

加藤ブログ_ダイス加藤ブログ_ネジヤスリ
ボルト山の修正はダイスで行う方法もあるが、ネジ山の変形が少ない場合にはネジヤスリを使うと素早く修正できる。

加藤ブログ4加藤ブログ5
バイスを使ってボルトをしっかり固定し、ネジ山のピッチに合わせたヤスリ面を使ってゴリゴリと削ることでネジ山を復活させるというわけ。簡単便利な工具である。
ダイスセットよりも非常に安価で入手できるので工具箱に一本、お勧め!


ランドローバーPITところで、今日はピット内の作業が非常にはかどった。その理由は明るさ。昨日、社屋の屋根の葺替え工事を行ったのだが、その際に明り取りのポリカ板も新品に交換した。太陽の光がピット内を照らし、とても明るくなったのだ。費用対効果はとても大きい!予定外の副産物でとても得した気分。



クラシックレンジローバー_コンソールレンジローバ_オーディオコンソール
既に20年以上が経っているクラシック・レンジローバーの内装に使われているプラスチックパーツは、熱の影響もあってか経年でかなり脆くなっている。それほど強い力を掛けていないのに簡単に割れてしまうこともある。1991年モデルのバハマ号も例外ではなく、オーディオ交換をしようとしたところセンターコンソールのあらゆる部分にひび割れが発生していることに気が付いた。新品パーツの供給があれば交換するのが最も簡単な方法だが、23年経ったクルマはやはり年式なりの風合いが似合うし、今回は修理することにした。このコンソールはプラスチック製ベースの表面に合成皮革が貼られており、仮に修理の見栄えが悪くても表面に出ることはない。それよりなにより、修理は楽しい!
レンジローバー_プラリペアレンジローバー_コンソール補修
今回、補修のためにプラリペアという補修材を使った。プラリペアは専用の「粉」と「液」で構成される。その取扱い方が非常に特徴的なのだが、紹介しようと思っても両手がふさがってしまって作業風景の撮影ができなかった。そのあたりはメーカーのホームページで見ていただくとして、出来上がったものがコレ。今回は白い粉を使ったので接着部分の仕上がりもご覧のように白くなる。黒と透明もあるので用途に応じて使い分けることができる。
プラリペアによって補修が完了したこのコンソールパネルに、仮に再び強い力を加えたらどうなるか?今回張り合わせた部分はそのままに、きっと別の弱い部分が割れるだろう。我が家の息子等がまだワンパクの真っ盛りの頃、おもちゃのプラレールをよく壊した。そんな時も私がプラリペアで修理をしたのだが、同じおもちゃが壊れるときは前回とは別の箇所が割れたものだった。信じられないだろうが、それがプラリペアの実力なのだ。
取扱い易さと強度の面で、私が知りうる範囲では最強のプラスチック補修材である。



電気的な修理やオーディオ交換などで、例えば数本の配線を繋ぎ合わせる場合、その方法はいろいろある。今後も脱着の可能性がある場合にはギボシ端子を設けるのが一般的。しかし、基本的に切り離すことがない場合にはできるだけスッキリと完結させたい。半田付けは確実な方法のひとつだが、今日はスプライスという端子金具を使って接続した。

レンジローバー配線
この小さな金具がスプライス。まず、配線の先端部分の皮膜を剥ぐ。あらかじめ片側に熱収縮チューブを通しておく。

レンジローバー配線修理
接続する配線を重ね、ターミナルプライヤーという工具を使ってスプライスで二本の配線をかしめる。

レンジローバー電気配線
そしてあらかじめ通しておいた熱収縮チューブを被せ、熱を加えて収縮させる。

レンジローバー修理
これで導通も絶縁も安心。半田付けした場合でも熱収縮チューブで仕上げることで接続部分がとても丈夫になる。作業も簡単で見栄えもとても良い。
スプライスや熱収縮チューブはとても些細なものだが、確実な作業のためには重要な材料である。



レンジローバースポーツ_ディスカバリーレンジローバー・スポーツ(初代)のユーザーさんが壊れた車載ジャッキを持ってご来店された。パンクをしてご自身でスペアタイヤに交換し、その後パンク修理を済ませて元の位置にタイヤを戻そうとしたときにトラブル発生。車載ジャッキが壊れて降ろせなくなってしまったのだ。結局ロードサービスを呼んで助けてもらった。ジャッキはネジ部分が潰れてしまい、上下作動ができなくなった状態で固着してしまっている。ジャッキには耐荷重1900kgと表記されているが、結果的には全く耐えきれていない。
レンジローバー・スポーツとディスカバリー3〜4には共通のジャッキが積まれている。調べてみると、数回に渡ってパーツナンバーが変更になっていることが分かった。強度面で改良が進んでいるのかもしれないが、我々ではそこまでは追跡調査はできていない。
ずいぶん前だが、3rdレンジローバーのユーザーさんがご自宅のガレージで車載ジャッキを使ってスタッドレスタイヤに交換中、3本目に取り掛かったところでジャッキがガガガと音を立てて下がり始め、やはり同様に壊れてしまったことがあった。
どうやらこの頃のランドローバー車載ジャッキは応急用と考えたほうがよさそうだ。
これから冬に向けてスタッドレスタイヤへの交換をされるかたも多いと思う。こういう事実を知っている以上、車載ジャッキを使っての作業はお勧めできない。

ちなみに、今回壊れてしまったジャッキのパーツナンバーは、「KAJ500122」。これも二世代目で、このパーツナンバー以前には「KAJ500121」というのも存在する。ジャッキ本体にパーツナンバーが記載されているので確認できる。
車載ジャッキを使われる際には十分にご注意を!



「臭い」、感覚的なことでもあるので誰にでも分かる臭いとそうでないものがある。そして気にならない人もいれば、臭いと感じる人もいる。

ランドローバー_オゾン脱臭今日はオゾン脱臭を行った。エアコンを掛けたときの臭いが気になるとのお申し出。すみません、私にはその臭いは分かりませんでした・・・。
ドライブショップなどでは多くの芳香剤や消臭剤が売られている。もちろんそれを試すのもひとつの方法だが、レイブリックには脱臭用のオゾン発生器がある。今回はそれを試していただいた。
通常はただ停めたクルマの中にこの装置を置いて一定時間作動させるのだが、今日はエアコンを掛けた状態で作業を行った。内気循環でエアコンを掛け、エアの吸い込み口となる助手席足元に装置をセット。そうしてエアコンダクト内にもオゾンを循環させる作戦。

今日はご家族のみなさんの感想をお聞きすることができなかったが、果たしてどうだっただろう。そもそも私が感じられなかった臭いだったので、自分では効果があったかどうか判断ができない・・。結果は改めてお聞きすることにしよう。



ブースターパックは我々のような自動車販売や整備業にとっては必需品。バッテリーが弱ってきた展示車両を移動させる場合にも大変便利。
少し話はそれるが、ランドローバー車のように大型の乗用車にはバッテリーも大きなものが積まれている。例えば、そんなランドローバー車のバッテリーが上がってしまった場合、ブスターケーブルで他の乗用車から電源を借りようとしても大電流が流れるような太いケーブルでないとエンジンが掛からないことがある。
時々、お客さまから、「エンジンが掛からないんですよ。ケーブルで他のクルマと繋いでみたけど掛からないのでバッテリーではないと思います・・・」、というような電話が掛かってくる。しかし、一般的な乗用車用のケーブルを使っているら掛からないだけで、やはり原因がバッテリーにあることのほうが圧倒的に多い。小型乗用車用のブースターケーブルが小指ほどの太さだとすると、親指ぐらいの太さのものでないとバッテリーが上がってしまったランドローバー車のエンジンは掛からないことが多い。

さて、話をブースターパックに戻すが、ブースターパックも容量の大きいものでないとランドローバー車には対応できないことがある。
ランドローバーには不適合今日、ある商社の営業さんが新商品の提案にやってきた。リチウムイオンバッテリーを使ったブースターパックだった。ボーイング787の車両火災で問題になったことで有名であるが、そもそも787に搭載された最大の目的は小型で軽量であることだろう。
今日紹介していただいたブースターパックもそう。重量はおよそ6kgで、これは従来品のおよそ半分の重さ。そして形状も薄型でとてもコンパクト。そして性能は抜群だと!それが事実ならとても興味がある。
そこで早速テスト。試験車両はディスカバリーのディーゼルエンジン車。長期間の放置でバッテリーは完全放電状態。それのエンジンが掛かれば一発合格。
ところが、ウインウイン・・・、カチカチカチ・・・。残念。
たまたま隣に、これも完全放電の3rdレンジローバーがあった。ディーゼルがダメでもガソリン車なら・・・。営業さんはそう期待するも、結果はダメ。やはりランドローバー車を動かすためには強力な電力が必要なようだ。
テストをしてみてよかった。

今回は不採用だったが、やがてパワーアップバージョンが発売されるかもしれない。それに期待しよう!



自動車バッテリーは寒い季節だけではなく、蒸し暑い夏もとても苦手。冬の場合には徐々に弱っていくことが多いので、予兆も感じやすい。あれ?セルの回りが昨日より悪くなったな・・・、など。しかし、夏は突然バッテリーが上がってしまうことがある。いつも通りに元気良くエンジンが掛かり、ちょっとコンビニに立ち寄ったあと、エンジンを掛けようとしてもウンともスンとも言わない。メーター内のインジケーターすら点かない。完全バッテリー上がりの状態に一気に突入してしまうことがある。
そういう意味では、バッテリーに関しては冬よりもむしろ夏のほうが厄介だと私は感じている。

それとは別で、最近のクルマは様々な機能が電子制御化されており、それらが正常に働くためには安定した電源供給が必要。コントロールユニットが少しでも「電気が足りない・・・」と感じると、すぐさまチェックランプを点灯させる。診断機で点検すると電源供給や通信に関するフォルトが記憶されていることが多い。そんな場合はだいたい複数のコントロールニユットから同じ傾向のフォルトコードが検出される。ひとつではなく、複数のコントロールユニットが「電源供給不足」と言っている場合には、やはりバッテリーの状態を疑うことになる。

例えば数台のクルマを保有していて、普段はビジネスユースのあのクルマ、週末にはプライベートモードでこのクルマ、そんな場合には後者のクルマは一週間ぶりあるいは数週間ぶりにエンジンを掛けることにもなりかねない。その間もクルマには時計やオーディオのバックアップ電流も流れているし、セキュリティーシステムも働いている。バッテリーはじわりじわりと消耗しているのだ。
レンジローバースポーツそんな状態を回避するために、私はバッテリーメンテナーをお勧めしている。
これは家庭用電源を使って、保管中のクルマのバッテリーを絶えず元気な状態に保ってくれるという優れもの。

バッテリーの消耗を防ぐためにマイナスターミナルを取り外しておくのもひとつの方法だが、メンテナーを使えば時計やラジオのプリセットもそのまま。そしてバッテリー電圧低下が招く電子制御系のさまざまなトラブルからも回避できる。
なにより、クルマに乗りたいときにいつでもブルンとエンジンが掛かるのが嬉しい!



東京オートクラフトオートクラフトの自動車整備用パソコンソフトの入れ替えを行なった。WindowsのOS、XPのサポートが終了する関係で、パソコンも同時にWindows7の機種に代替。OSは変わるはソフトは変わるは、頭がこんがらがってしまう・・。しかし、乗り越えなければ仕事が進まない。
従来のパソコンで使っていた様々なアプリケーションも全て新調したパソコンにインストールし、セットアップしなければならない。メールソフトや、ETCのセットアップのためのアプリケーションや。そんな作業と並行して、通常業務の整備に関する帳票の作成を進めていく。不慣れなまま・・。
これらのほとんどを取り扱うのはサービスフロントの小松崎、そして店長の神田。しばらくは脳がオーバーヒートしてしまうだろうが、なんとか頑張ってもらうしかない!レイブリックでも過去に二度大きなシステムの入れ替えを行なってきた。もちろんその都度大変だったが、1〜2ヶ月ぐらいで慣れてしまうもの。とにかく、しばらくの辛抱だ。それを克服する頃には、あらゆる利便性を感じられるようになっていることだろう。

個人的にもここ何年かはWindows/XPばかりを使ってきたが、そろそろWindows7などに移行していったほうが良さそう。自宅のパソコンも買い替えを検討しようかな。



レンジローバー_オートクラフトサイドスリップ、直訳すると「横滑り」。車検の検査項目にもあるのでその言葉を知っている方も多いと思う。車検では必ず点検し、必要に応じて調整をする。点検にはサイドスリップテスターという大掛かりな検査機器が必要である。
サイドスリップの説明を上手にしたいのだが、スミマセン、表現力が足りません・・・。でも頑張って簡潔に説明してみよう。
フロントホイールを真上から見た場合、実は左右のホイールは並行になっていないことが多く、進行方向に向かって狭まるようにハの字になっていたり、あるいは逆ハの字になっていたりする。これが「トウ」。
では、クルマを真正面から見たとき、同様にフロントホイールは垂直に立っておらず、よく見ると微妙にハの字だったり、逆ハの字だったりする。これが「キャンバー角」。
これらはクルマの運動性能に大きく関わってくるもの。コーナーリング性能や直進性などはこれらの傾き加減によって決まってくる。これはどんな車でも同じわけではなく、駆動方式やサスペンションの構造、また車の用途によってさまざま。
で、例えば、その車のキャンバー角がハの字(これをネガティブキャンバー、通称「ネガキャン」と呼ぶのだが・・)の場合、左右のタイヤには絶えず外へ広がろうとする力が加わり続けることになる。これが横滑りのひとつの現象。
この横滑りを消すための方法として、トウのハの字を強くする。トウを内側に向けるので「トウ・イン」と呼ぶのだが、トウ・インにすることで左右のタイヤは絶えず狭まろうとする力が働き、先のネガキャンの作用と相殺されるわけだ。
これがサイドスリップ調整。
レンジローバー日本では車検でこの横滑りを表した数値を直進1mあたり5mm以内と定められている。内側にも外側にも滑らないようにしておく必要があるわけだ。くどいようだが、「日本では」。
オートクラフトでは、今日も車検でレンジローバーのトウの調整を行い、サイドスリップを基準値に合わせた。

理解していただくには、あまりにも説明が大雑把だと思うが、とにかく、日本の車検にはこういう作業が必要であるということをお伝えしたかったのである。




今年に入ってから、レイブリックでは長年使ってきた高圧洗浄器を買い換えた。
少し前のこと、オートクラフトのエンジニアに「工場内の機械や設備が使い辛いなど、困っていることなどは?」と尋ねたところ、真っ先に高圧洗浄器を要求してきた。ほら、レイブリックで買い換えたアレですよ!と。スタッフもこのブログを読んでいるので、レイブリックの状況は分かっている。
レンジローバー現在オートクラフトで使っている洗浄器は家庭用レベルのコンパクトなもの(写真右側)。やはり水圧もそれなり。実際に徐々に能力も落ちているようで、その力の無さを感じており、そこへもってきてブログを読んだものだから、「コッチの工場にも欲しい!」となっていたようだ。
3年前に私がオートクラフトの代表に就き、新たに行う車両販売事業の準備を進めた際、限られた予算はまず店内の改装を優先させた。工場はそれまでも継続してきたわけだし、設備は古いながらも一通りのものは揃っていたからだ。そんな最中に高圧洗浄器が必要になったものだから、とりあえず使える「安いモノ」を購入した。そうするしかなかった。またしっかりしたものが買えるようになるまで、とりあえず短期間を凌げるもので、と。

そして、今、「しっかりしたものを買う時」が訪れたのだ。そう感じた。安定した高い水圧があり、連続使用にも耐えられるしっかりしたもの。ちょうどレイブリックで使い始めて、その使いやすさも実証済みだったのでオートクラフトにも同じものを購入した。
これで、効率もヤル気もアップ!するはず。



導入を進めているオートクラフトの自動車整備コンピューターソフト。今日、その仮設置を行った。ソフト会社のエンジニアに来ていただき、ソフトをインストールしていただいた。
ソフトをインストールしたといえ、すぐに使い始められるものはない。お得意さまの情報や車両データ、過去の整備履歴などをインポートする必要がある。更に、オートクラフトならではの、また、ランドローバーに対する整備メニューのカスタマイズを行わなければならない。
と言いながら、実は、今日インストールしたソフトの使い方そのものに慣れることから始めなければならない。つまり、しばらくは練習なのだ。

オートクラフト_ランドローバーSSこの新しいソフトで最も嬉しい機能は車検証のQRコードの読み取りシステム。現在の車検証にはQRコードが記載されている。それにリーダーを当てると、瞬時にデータを読み取ってくれる。セキュリティーの観点から、所有者の氏名や住所などの個人情報はガードが掛かっているが、車両の情報は一瞬で取り込んでくれる。これは便利!早いし、それに何より間違いがないのが嬉しい!仕事がはかどりそうだ。

これから使い方の練習をし、内容をカスタマイズし、データを取り込み、それらにじっくり一ヶ月ほど掛ける。オートクラフトの決算は5月末。タイミングもいいし、6月1日から本稼動をする予定で準備を進めている。



オートクラフトお客さまへご提示する整備の見積書や請求書を出力し、売上処理をして整備履歴を残して・・・、それらは全てコンピューターソフトを使うのだが、現在オートクラフトで使っているものは2010年に私がオートクラフトに着任するよりもずっと以前から使われてきたもの。シンプルなだけにそれはそれで使い易いのだが、そのソフトを使ってできることがあまりにも少なすぎる。登録されるお客さまの人数やサービス工場への入庫数が増え、その処理や管理をするのには今までのソフトでは徐々に不具合が生じてきた。
パソコンのOSもWindows XPの時代が終わり、Windows 7、更にWindows 8へと進んでいる。サポートが終了するXP用のソフトに固執するより、ここはいっきに新しい自動車整備用ソフトを導入しようと考えている。レイブリックは2009年に現在の整備用ソフトを導入した。そしてそれがとても使い易いことを実感している。今回オートクラフト用に考えているもの同じソフトメーカーのもの。シリーズこそ異なるが、操作の感覚は似ている部分もあるのでオートクラフトのスタッフもじきに慣れて使いこなしてくれることと思う。あと、これは私一人の問題だが、両社を行き来する私にとっては、操作性が違いすぎることはなにかと戸惑う元となっている・・・。

正直なところ、我々の事業レベルでは決して安い買い物ではない。かなり大きな決断力が要る。ただ、現在のシステムのパフォーマンスが徐々に低下している今がきっと決断の時。事務処理の正確性と時間短縮、それによって可能になる更にきめ細やかなお客さまサービス。ビジネスの上での私の信条は、「生きたお金を使うこと」。今まさに合致している。そう感じている。

導入に向けて前向きに検討しているのだが、なにせ大きな買い物だけに、たとえ何日かだけでももう一度冷静に考えてから答えをだすことにした。
新しいソフトを導入するとしばらくは使い方に慣れる時間が必要だし、システムをカスタマイズする大変さが付きまとう。しかし、今後のためのステップだからそればかりは仕方がない。オートクラフトの明日のためには乗り越えなければならないことである。今から心の準備をしておこう。


2013sakura曲にしよう。
今日は東京の桜が満開。オートクラフトの近くにビルに囲まれた小さな公園があり、その周囲に植えられている桜もまるでポップコーンがはじけたように咲いていた。そんな美しい桜を見ると、表情も心も柔らかくなるようだ。こんな季節に生まれた曲は数多くある。
福山雅治さんの「桜坂」は何人ものアーティストによってカバーされている名曲である。もちろん、雅治さんの桜坂は文句なく素敵だが、私はこの女性アーティストの柔らかい歌い方がとても好きだ。熊木杏里さん。彼女は桜まつわる唄をよく歌う。きっと桜が好きなのだろう。
今夜は大江千里さん演奏によるピアノアンプラグドで、「桜坂」。



自動車分解整備事業を営む上では必ず必要なものが数多くある。整備のスペース、整備士の国家試験に合格したメカニック、決められた整備機器などなど。
DSC_0313写真は油圧プレス機。これも必須の機器である。今回新調したのだが、これまで使っていたものが油圧漏れなどが発生して完全な状態ではなくなった。オートクラフト前身のカーサービス港南、そのまた前の港南自動車整備共同組合時代から何十年も使い続けてきたもの。・・・らしい。いつからあったものなのか、工場発足以来ずっと使い続けてきたものなのか、その記憶がある者は今はいない・・・。とにかく古いものだった。古いものでも使えているうちはよかったのだが、機能しなくなれば法的にまずい。まあ法的云々はともかく、実際の業務に支障を来たす。
家庭でも、家電製品が壊れて買い替えを余儀なくされる場合、その出費に思わずため息が出るもの。しかし、新しいものが入るとそれはそれで嬉しい!工場もそんな感じかな。
このままオブジェにしておいても仕方がないし、早くプレスを使う整備をしたいところである。

さあ、今日もチャゲアスの曲で行こう!
好きなアーティストだからライブに出かけるのが基本だが、ライブを観て虜になってしまうこともある。私の場合、浜田省吾さんと、そしてチャゲ&飛鳥がそうだった。浜田省吾さんは学生時代に愛知県体育館でアルバイトをしていて偶然ライブを覗き見ることができたのがきっかけ。チャゲ&飛鳥は、何曲か知っている程度の頃に友達がライブに誘ってくれた。そして、この曲で一気にチャゲアスの世界に引きずり込まれた。なんとすばらしい歌唱力、そしてハーモニー!そして心を打つシンプルな詩。まばたきも呼吸も忘れてしまうほどだった。

 あなたの愛をもっと ぬくもりをもっと
 あふれるほどに感じていたかった
 心の支えはいつの時代も男は女 女は男

今夜はCHAGE & SKAで「男と女」。



DSC_0301レイブリックのピットで活躍している整備機器の中には、1996年の開業当時から活躍し続けているものも多い。クルマを持ち上げるリフトや、エアーを送るコンプレッサーもそう。そして、この高圧洗浄器もかなりの活躍をしくれている。コンパクトでキャスターも付いて移動も簡単。灯油を使って温水を高圧噴射することができ、100V電源で手軽に使える機器ということで当時はそれほど選択しはなく、というか、この機種しか見つけられなかった。
この機械もボイラーの不完全燃焼や水漏れなど、何度も修理を繰り返しながら使ってきたが、そろそろ限界かも・・・。昨日、突然水圧が下がり、あれこれ調べてみたが今回は我々自動車整備のメカニックには手が負えなかった。専門業者に修理依頼をする必要があるのだが、頻繁に修理をし、そのたびに洗浄器がないことの不便さは仕事に差し支える。考えてみれば充分すぎるほど使ってきた。おそらく、1日平均1回は使っている。単純計算で16年間でおよそ4,000回。この機械の購入価格は25万円。換算すると1回の洗車あたり62.5円。コイン洗車に出かけたと思えば充分にモトが取れたことが分かる。これなら買い替えの決断がつくというもの。明日にでも新機種をあたってみよう。
こうして写真で見ると、かなり古びているなあ・・・。レイブリックからみなさまにお届けした全てのランドローバーをきっとこの機械で洗車してきた。16年間お疲れさまでした。


62円で思い出した曲がある。今日はその曲にしよう。
1989年に施行された消費税は当初3%から始まった。その際、40円のハガキは端数切捨てで41円、60円の封書は端数切り上げで62円だった。ラブレターに62円切手を貼って投函!それでもってフラれちゃったから、「ボクの値打ちは62円しかないの?」という、そんな初々しい唄がある。
今夜は、Mr.Childrenで「My Life」。
ちなみに、私はラブレターをポスト投函したことはないと思う。たぶん・・。あったかな?どうでもいいか!(笑)



BlogPaint普通、自動車にはコーションプレートという表示板が取り付けられており、シリアルナンバー(車台番号)、ボディーペイントやインテリアトリムのカラーコードなどが記載(刻印)されている。写真はクラシック・レンジローバー、そうバハマ号のもの。17桁のシリアルナンバーが記載されている。しかし、何故だか分からないが「PAINT」と「TRIM」はどのクルマも空欄のまま。せっかく欄があるのだから記載しておいてくれれば良いのに・・。
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バハマ号は元々アーデン・グリーン。それを1970年代の純正色「バハマ・ゴールド」に全塗装した。バハマ・ゴールドのカラーコードは235。ということで、この空欄に刻印することに!そこで登場するのが文字ポンチ。ハンマーで叩いて数字を刻印するツールである。サイズがいろいろあるのだが、私が持っているのは文字高が5mmのもの。コーションプレートの空欄に対しては少し大きいが、雰囲気は十分でるし、まあヨシとしよう!
コンッ!コンッ!コンッ!
決まったー!


さあ、曲にしよう。
今日はユーミン!デビュー40周年記念ベストアルバムが、今日アマゾンから届いた。マンションに帰って早速開封。ヤバイ・・・、40年の歳月が一気に巻き戻されて様々な記憶が呼び戻されていくようだ。
今夜はボーナスDVDに収録されていた名曲を。松任谷正隆さんのピアノ伴奏もすばらしい。自分自身、高校の同期会が控えているのでなんだか余計に沁みる。
松任谷由実さんで、「卒業写真」。

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レンジローバー_オートクラフトオートクラフトに念願の4柱リフトを導入することができた。
正直いうと、資金があり余っていればスパっと新品を購入するところだが、つまり程度が良い中古品が出るのをずっと待っていたのだ。16年前、レイブリックでは新品を入れた。開業に際して、最短で準備をする必要があったので、のんびり探している時間がなかった。インターネットが普及していなかった当時は中古品を探すのはとても難しかったのだ。
必要不可欠なものだから初期投資で思い切って導入したのだが、その後、メンテナンスをすることで今日までノントラブルで来ている。つまり、とても丈夫なのだ。これなら中古を買っても安心して使えるだろうと思った。更に、念のためにレイブリックと同じ形式のモデルを選んだ。

4柱リフトのメリットは、例えばオイル交換の際にクルマを乗り入れてスグに上げられる。
最近では床に埋め込むタイプが主流になりつつあるが、いかんせん工事費が高くなる。今回導入した原始的なタイプは設置が簡単なので工事費も安い。地面にスタッドボルトを打ち込んで4本の柱を固定するだけなのだ。
デメリットとえいば、場所をとること。それを差し引いてもランドローバーに限っていえば、スピートと安全性は格段に向上する。これからが楽しみだ。


さあ、9月!なんだかあっという間に9月。少しずつ朝晩の風が心地いいものになってきた。体にもランドローバーにもとても過ごしやすい秋がやってくる。アウトドアやスポーツに、今年もきっとランドローバーは活躍してくれる。少しテンションが上がってきた感じ!



ジャックナット、我々は、例えばこんな時にこれを使う。

IMG_4656輸入車の場合、ナンバープレートを取り付ける枠はその国別の仕様になっているわけで、当然のことながら海外から日本に入ってくるクルマには日本のナンバープレートを取り付けるための「ナンバー枠」が取り付けられている。そして、これは3rdレンジローバーのナンバー枠。

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困ったことに、時々こんなトラブルが起きてしまう。今まで付いていたナンバープレートを取り外す際に、埋め込まれているナット部分が根こそぎズルっと取れてしまうのだ。左は正常、右がトラブルの状態。
古いナンバーが付いたままの状態で登録地へ向かい、新しいナンバーを取り付けてそのままお客さまに納車。そんな時にこのようなトラブルに見舞われてしまったら・・・。困る!なんてもんじゃない。ナンバープレートが取り付かないでは洒落にならない。
そのためにも登録に出かける前に正常にボルトが緩むのかどうか確認をしておく必要がある。そしてこんなふうにダメになっていたならキッチリ直しておかなければならない。

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IMG_4667ここでジャックナットの登場。適合するサイズにドリルで穴を広げ、そして埋め込む。裏側をクチャっと潰して挟み込む要領だ。
これで安心!登録地の陸事で慌てふためくことはない。



タイトルに「クリーパー」と書いたが、あえてカタカナを使ってみただけで普段はそうは呼んでいない。「寝板」のことである。キャスターが付いた板の上に寝てゴロゴロとクルマの下に入り込んで下回りの整備をするためのもの。ただ、この寝板、現在ではすっかり自動車整備のスタイルではなくなっていると感じている。ほとんど使ったことがないメカニックも多いのではないだろうか。現に、現在のオートクラフトのメカニックのうち、寝板に抵抗がある者のほうが多い。ただ、オートクラフトでは効率面で時々こうして根板を使う。その理由はピットに「4柱リフト」がないから。2柱リフトに乗せる手間を考えたら、ちょっとした点検や整備なら寝板を使ってスルスルと潜ったほうが断然早い。

AUTOCRAFT現在のオートクラフトのピットは、乗用車をメーンに扱ってきた民間車検工場から引き継いだスペースである。そのため、MGやROVERの乗用車には遜色ないが、ランドローバーには不向きな場面が生じる。寝板を使って整備をしているその向こうに青いリフトが見えるが、これは1柱というリフト。私もこの工場で始めた見たタイプだが、一本の柱から4本のアームが伸びてクルマを持ち上げるというもの。乗用車なら問題ないが、ほとんどのランドローバーは重量オーバーで載せられない。

レイブリックは1996年当時、1機の4柱リフトからスタートした。当時のランドローバーは全ての車種がリジッドアクスル方式のサスペンションだったので、4柱リフトが断然使いやすかった。その後、独立懸架方式になり、4柱リフトだと都合が悪いことが起きはじめた。しかし、現在でもランドローバー全体としては6:4ぐらいで4柱リフトのほうが使いやすいのではないかと私は思っている。
仕事の効率、安全性、確実さ、そして整備中の「スタイル」を求めるなら、使えない1柱の横で寝板をつかって整備をするよりも、やはり4柱リフトを使ってすばやく確実にリフトアップするべきだなあ。オートクラフトには2機の1柱リフトの他に3機の2柱リフトがある。その2柱リフトは残したまま、1柱リフトのスペースを使って4柱リフトを設置すると全体の作業効率はぐんと上がりそうだ。
ピットもきれいに生まれ変わったことだし、4柱リフトの導入を本気で検討しよう。



今朝、オートクラフトの長谷川検査員の元に、国土交通省関東運輸局から指定自動車整備事業の登録手続きが全て完了した旨の連絡が入った。その報告を受け、私もひと安心。これでオートクラフトとカーサービス港南の組織統合が完了し、正真正銘ひとつの組織になれたのだ。個々の立場でそれまで感じていた隔たりが取り除かれ、全員が仲間になれたことが本当に嬉しい!自分自身、この時を心から望んでいたのだと、今日を迎えて改めて感じた。ああ、長かったー!というのが本音。

さて、会社としても気合いが入っているのだが、スタッフ自身もこの時を待っていたのかもしれない。今日のスタッフの表情が、「やってやるぞ!」と言っているように感じられたほど。
指定自動車整備工場の手続きを進めてきた長谷川検査員には、まず安堵感が訪れたのは事実だろう。それでも休む間もなく、組織が変わったことによる様々な手続きを朝から精力的に進めていた。
フロント業務と経理を担当している小松崎は、これからオートクラフト形式となる様々な社内ルールを把握すべく、頭をフル回転させているようだった。
IMG_3070メカニックのひとりは、これを機会にロールキャブ(工具箱)を新調した。高い買い物なのでかなり悩んでいる様子だったが、自己投資の意味を自らに言い聞かせるように決断したようだった。2倍の価格の工具を使ったからといって、2倍の効率が望めるわけではない。しかし、2倍以上の価値はあると私は思う。スキルアップの意欲、つまりメカニックとしてのモチベーションを向上させるには、最も効率的な方法のひとつだろう!メカニックがロールキャブの購入を検討し悩んでいる最中、相談された私は強力に賛同した。そもそも、これまで使っていたロールキャブは、手持ちの工具の量からすると、完全に容量オーバーだった。
これが新調したロールキャブ。手元にとどくや、さっそく工具を入れ替え、整頓を済ませていた。

新たなスタートを切った今日、スタッフを活気付けようとあれこれ考えていた私だが、逆にエネルギーをもらったようだった。こんなふうに、前を向いて進んでいくスタッフと一緒に仕事ができる私は本当に幸せ者だと思う。



IMG_2508商品自動車など長期間停めっぱなしのクルマを、いざ始動しようとしてエンジンが掛からないことが時々ある。特に夏場や冬場、バッテリーに厳しい時期になるとそういうことが増える。
そんな場合にはブースターパックが大変役に立つ。普段は100Vのコンセントに繋いで充電させておく。バッテリーが上がってしまったクルマに繋げば簡単に始動できる。とても便利なツールなので、レイブリックでは永年使っているのだが、ブースターパック内のバッテリーも徐々に弱ってくる。寿命はだいたい数年だろうか。最近も新調したばかり。

時々こんなこともある。レイブリックのご近所さんからレスキュー要請が入るのだ。「すみません、そこのマンションの者ですが、バッテリーが・・・」と。もちろん、そんな時には「お安い御用ですヨ!」とばかりに、ブースターパックを持って出動する。 最近のブースターパックには機能も増え、LED照明や電源出力端子なども備えている。災害時にも役立ちそうだ。絶えず満充電状態にしておかねば!



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