LAND COMFORT 加藤ブログ

ランドローバーを運転していると時間がゆっくり流れているように感じます。

ランドローバーを運転すること、ランドローバーのある生活、ランドローバーと過ごす時間、それらは全てとても心地良いこと。
「LAND COMFORT」とは、そんなことを考えながら出来上がった言葉です。

カテゴリ: 音楽

何が30周年って、浜田省吾さんがアルバム「J.BOY」を発売してから30年が経つ。1986年9月4日のことだったそうだ。そして、30年後の今日、リマスター盤として再び「"J.BOY" 30th Aniversary Edition」としてCDが発売・・・、される予定だった。しかし、制作の都合で11月に延期になることが先日発表されたのだった。早くから予約していたのに、残念・・・。それにしても、浜田省吾さんご自身も「J.BOY」には並々ならぬ想いがあるのだろう。

私自身、浜田省吾さんの世界に入るきっかけになったのが、まさに30年前のこのJ.BOYだった。それまでも浜田省吾さんの曲を聴いたことはあったが、どういうわけだか心の奥底にまでは届かなかった。
30年前、大学生だった私はイベント会場設営会社でアルバイトをしていた。現場の多くは愛知県体育館だった。大相撲、プロレス、体操競技、バレーボールなどのスポーツイベントの他、企業や学校の式典や講演会などなど、それらの会場を仮設で作る仕事だった。その中で最も楽しかったのが音楽ライブ会場の設営だった。ライブの場合、終演後に即撤収となるので仕事は必ず深夜にまで及んだ。しかし、特権があった。開演中に人目につかない物陰からこっそりとライブを観ることができた。楽しませてもらった主なアーティストは、KUWATA BAND、渡辺美里、矢沢永吉、レベッカ、吉川晃司、そしてホイットニー・ヒューストンなどなど。
そして運命の出会いが浜田省吾さんだった。「J.BOY」のアルバムツアー、「ON THE ROAD '86 "I'm a J.BOY"」、そのライブをホール最後尾の通路から観た私は、完全にノックアウト状態だった。
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あれから30年、アルバムJ.BOYを何百回聴いたことだろう。リマスターされ1986年盤と同じ曲順で高音質となって収録され、更に「ON THE ROAD '86 "I'm a J.BOY"」の映像DVDが付いている今回の30th Aniversary Edition、11月の発売が楽しみでならない!
今月17日から浜田省吾さんのアリーナツアーが始まる。勝手だが、J.BOYの収録曲がセットリストの軸となることに期待。そう妄想するだけで30年前のあの興奮が蘇ってくる!既にヤバイ!



年に数回、高校時代の仲間がギターを持って集まり、とにかく弾きまくるというイベントが続いている。だいたい大型連休を利用し、その都度みんなでスケジュール調整をして行ってきた。そして徐々に定例化してきたので、今後は毎年夏のこの時期に行うことにし、既に来年の日程も決まった。こうして先の楽しみが決まっていくことはとても嬉しい。それに向けてまた何曲か練習しておこうという意欲も湧いてくる。
ギターはイイ!普段は一人でも楽しめる。そして仲間が集まればより盛り上がる。ギターは、弾く楽しさはもちろんだが、お気に入りのギターを所有する歓びもある。大した技術はないが、自分の技量に合わせて曲を選べばよい。難しい曲に挑み、練習すれば徐々にカタチになっていくことで大きな充実感が得られる。そして仲間が集まることで多くのことが共有できる。ギターを趣味にしていて本当によかったと思う。
ところで、私はギターに限らず、何かに集中すると舌を出す癖があるようだ。友達が何枚か写真を撮ってくれたのだが、ほとんどこんな顔をしていた。(笑)
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夜、ある事情で学生時代の仲間が集まった。まだ週末でもないし、忘年会ってほどのものじゃないはずだったのだが、こういう季節だからなのか、やたらと皆のノリが良い!本来の会合が終わって帰ろうと思っていると、どこからともなく「唄いに行こう!」と。こういう誘いに私はめっぽう弱い。というか、既に誰かが段取りをしていたようで、そのお店も予約されていた。
楽器のあるバーラウンジというか、少しカジュアルなライブハウスというか、ジャンルはどう表現したらよいか分からないが、とにかくステージに並べられた楽器を見てテンションが上がった!カラオケをしてもいいし、弾き語ってもいいし、バンド演奏をしてもよい。素敵な場所だ〜!今日の仲間は若い頃なんらかの楽器をやっていた奴ばかり。何弾ける?何なら唄える?などと、遠い過去の記憶をさかのぼり、今日のこのメンバーで即興でまとめられそうな曲を探り、誰からともなくイントロに入る。ギターのコードが出てこない、歌詞を忘れた、リードでは指が動かない、そんなふうにそれぞれがつっかえながら、それでもノリだけで何曲かがある程度カタチになった。自然に出てきたのは全て’80年代の曲。僕等の体に染み付いているのは、やはり僕等が共に青春を過ごした頃の音楽。そうならそうと言ってくれたら何曲か復習をして出掛けたのに!
いやあ〜、思いがけず楽しい夜だった。
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初めて浜田省吾さんのライブを観たのは1987年のことだった。といっても、そのライブを観たのはただの偶然で、当時大学生だった私はただそこでアルバイトをしていただけだった。
愛知県体育館で行われるあらゆるイベントの設営を受託する会社があり、私はそこでアルバイトをしていた。会場の設営をし、またその撤去を行う。大相撲、体操、バレーボールなどのスポーツイベントをはじめ、企業や大学などの式典、そして音楽ライブが主な仕事だった。
ステージ作りやアリーナ席の椅子並べ、入口受付のテーブルや会場周辺の看板の設置などなど、時には徹夜作業を伴うほど体力勝負のアルバイトだった。
例えば音楽ライブの場合、多くの主催者は「日」単位で体育館を借りる。終演が20時〜21時。その後お客さんが退場されてから数時間でその全てを撤去し、「日」のタイムリミットの24時までに館内をスッカラカンにして会場を返却するわけだ。ステージを分解し、会場に並べた数千個の折りたたみ椅子を片付ける、まさに時間との戦い。
そのために我々はライブ中に既に館内でスタンバイをしている。そして時には誰にも気づかれない場所でこっそり観ることができた。浜田省吾さんのライブもそんなふうに後半部分を観ることができたのだ。
ただ、当時私は浜田省吾さんの曲はほとんど知らなかった。そのライブで演奏された曲も初めて聴く曲ばかりだった。しかし、アンコールのラストの曲が私の体の中を突き抜けた。
そのライブはアルバム「J-Boy」のツアーだった。ライブの後、私はすぐにレンタルレコードで「J-Boy」を借りた。そして私の心を大きく打った曲が分かった。2枚組アルバム「J-Boy」でも終盤に連続で収録されていた2曲だった。

 こんな夜はI MISS YOU
 SWEET LITTLE DARLIN

この2曲が、ライブの最後でアルバムと同様に続けて演奏されたのだった。

以来、すっかり浜田省吾さんのファンになり、次からはオーディエンスとしてライブに行くようになった。


さて、この4月29日に、およそ10年ぶりに浜田省吾さんのNEWアルバムが発売された。そして秋からアルバムツアーも始まる。ファンとしては待望のツアーである。そして現在ファンクラブ会員にチケットの先行発売の抽選申込が始まっている。もちろん私もエントリーをした。これだけ待った割には公演数が少ないような気がする。きっと激戦となるだろう・・・。
浜田省吾さんのライブチケットの発売方法はとても”フェア”だ。ファンクラブ先行発売の場合、当選してもチケットは送られてこない。ファンクラブのメンバーカードにICチップが組み込まれており、それを飛行機の搭乗ゲートのように機械にかざすことで入場できるというもの。更に運転免許証などの身分証明書の提示も求められる。転売防止のためである。また、座席も当日まで分からない。カードをかざしたゲートで瞬時にレシートのような紙が発行される。そこに座席が書かれていて、つまり最前列かスタンドの奥のほうかもその時に初めて分かるのだ。
以前のパターンでは、ファンクラブ会員以外の一般発売チケットの場合でも、チケットには座席は書かれていない。バーコードを機械にかざすことで座席番号が書かれたレシートが発行される。良い席のチケットの転売行為が防止できる画期的なシステムである。

そんなふうに、ファンに対して公平にチケット販売が行われるのだ。まずは、どうか当選しますように。そして良い席に恵まれますように!
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「無線」のシステムを理解できているわけではないが、その機能のどれだけかはなんとか使えている。
先月、東京での仕事の拠点としてワンルームマンションを借りた。以前、賃貸マンションに住んでいた時はフレッツ光を契約していた。今回もそうしようと思っていたのだが、インターネットのバナーに頻繁に貼り付いてくる「WiMAX」とやらに興味が沸いた。「Wi-Fiルーター」と同じような端末なのだが、その違いがあるのかどうなのか私には分からない。とにかく、無線でインターネットが繋がることだけは確かなようだ。そして月々のコストも微妙に安い。あとはストレスなくインターネットが繋がるかどうか、だ。
ITに詳しい何人かの友人に尋ねたところ同じようなものを使っている者もいて、しかもスピードも気にならずに普通に使えているとのこと。ホテル住まいの頃はWi-Fi環境で不都合はなかったわけだし、きっと大丈夫だと判断。どうやら「WiMAX2+」という規格がトレンドのようなので、その端末を契約した。
加藤 ブログルーターの大きさは名刺ケースよりひとまわり大きいぐらい。部屋ではクレードルで充電しながら使用。クレードルにはLAMケーブルが接続できるので、パソコンとは有線で接続することもできる。そして、出掛けるときにはルーターだけを持ち出せるのでスマホやタブレットを使うにもとても便利。薄型なのもかさばらなくて良い。これまでタブレットを屋外で使う際にはスマホのテザリングを使っていた。ところが、その方法だとスマホの毎月の7ギガの通信量制限が気になって仕方がない。これからはその心配もない。スマホのテザリングオプションも解約し、そこでも500円の節約。
使い初めて今日で3日目だが、今のところは快適。フレッツ光のような固定のブロードバンドルーターを契約するよりもコストも抑えられているのが嬉しい。

加藤ブログもうひとつ無線の話しを。こっちもシステム自体は訳がわからない・・・。それはbluetooth。最近のランドローバーにもすっかり標準装備になっている。私はスマホの中に音楽データを溜めている。電車で移動中などにはイヤホンで音楽を聴く。bluetooth対応のクルマに乗ったときにはスマホから無線でカーオーディオに飛ばして音楽を聴くことができる。自分が持っている音楽、つまり聴きたい曲がいつでも聴けるのは嬉しい。
そしてマンションではbluetoothスピーカーを使っている。同じようにスマホ内の音楽やノートパソコン内の音楽をいちいちケーブルで繋ぐことなくbluetoothで飛ばしてパワフルなサウンドを楽しめる。名古屋の自宅で聴きたい音楽をスマホにさえ入れておけば、移動中も東京に滞在中も簡単に聴くことができる。

なんだか分からないものだらけだが、設定もあれこれやっているうちに済んでしまうし、とにかく便利に無線が使えている。知らないだけで、きっともっと便利なことができるのだろうな。



レイブリックjam今年も高校時代の音楽好きの同級生が集まった。昨年同様、レイブリックが場所を提供。というか、時間や音を気にする必要がないのでココが一番気楽に遊べる。
大して練習もしてないのでギターは年々下手になり、声は出なくなっている。老眼が進んで楽譜も読み辛くなってきた。それでも仲間と一緒に大好きな音楽を楽しめることは最高に嬉しい。今年も声が枯れるまで騒いだ。
これから夏の恒例行事になりそう!



観られていた方もいらゃっしゃるかも。オートクラフトでの仕事を終えてホテルに帰り、テレビを点けると福山雅治さんが唄っていた。

ホテル住まいは、掃除や洗い物などの必要がなく楽な面もある。しかし逆に辛い部分もある。最も辛いのは、部屋に趣味の道具がないこと。さっきのように音楽を聴いたりすると無性にギターを弾きたくなる。サイレントギターでも買おうかな。持ち運びが厄介だけど、連泊の間のストレス発散には必要かもしれない。
ちょっと考えてみよう!

今夜、私の禁断症状を招いたのはこの曲。
福山雅治さんで、「家族になろうよ」。




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お盆休みを利用して地元名古屋に帰省してくる友人も多い。今夜は、そんな学生時代の仲間を休業中のレイブリックに招いた。アコースティックギターを持ちよって♪
誰かが適当にイントロを弾き始めると、その曲に心当たりがある奴がそれに続く。ギターも唄もそんな感じで行き当たりばったりのセッション。
ジャンルは、懐かしのフォークやポップス、ロックの即興アンプラグドなどさまざま。ビートルズ、ビリー・ジョエル、山下達郎、聖子ちゃんなどなど。行き当たりばったりなので、全員が同じパートで被ってしまったり…。全員CHAGEのチャゲアス、全員ベーヤンのアリス。誰かが弾けるだろうと後半まで進むも、結局誰もリードギターが弾けずに合唱でリードのメロディを刻むことなど当たり前!もう笑うしかない♪つまり楽しい。
声が枯れ、弦を押さえる左指が痛くなるまで歌いまくった。
弾けなかったパートを次までに練習しておこう。また集まりたい!また集まってくれるかな?仲間はいい!音楽もいい!音を楽しむ、「音楽
」ってこう言うことなんだろうな。



今日は名古屋でオフを過ごした。一日中雨、出掛けるのも億劫・・・。ということで、久しぶりにギターを弾いて過ごした。
このギターについては、もしかしたらずいぶん前にも触れているかもしれないが、なかなか面白い経歴があるので改めて紹介しよう。

2013-04


その年のお年玉と、それまでコツコツと貯めてきたお年玉貯金を解約し、それを全て握り締めて楽器屋へ向かったのは高校1年の冬休みのことだった。それまではヤマハの一番安いモデル。もちろん、自分のウデではそれでも充分すぎるほどだったが、なんというか、一生モノを買っておけばこの先ギターが上達してもずっと使い続けられるだろうという若者特有のコジツケであった。とにかく欲しくて欲しくて、時には楽器屋に行って触らせてもらったりしながら何ヶ月も憧れたモデルだったのだ。
そんなふうにして買ったギターと、高校時代を、まさに青春時代を共に過ごしたのだった。

大学、そして社会人になるにつれ、徐々にギターを弾く機会は減ったが、それでも全く弾かなく時期が長く続くことはなかった。
レイブリックを始めてからのことだったので、おそらく十四〜五年前のことだったが、仲間でバンド遊びをすることになった。そして身内を集めてライブなどやったのだが、そのためにアコースティックギターの中にピックアップ(マイク)を仕込むことを考えた。
そんな矢先にこんな出来事が起きた。

友人が経営する自動車関連のショップを訪れた際に、友人がこんな話をしてくれた。
ある日宅配便がやってきてドライバーが荷物を降ろしたときにトラックの中を覗くと、そこにはギターケースがあった。何気に覗いたら宛名ラベルが目に入った、届け先はご近所に住むそのショップのお客さま宅。そして、荷送人はきっと多くの人が知っている有名アーティスト、松山○春さん。
次に、そのお客さんがショップを訪れた際に友人はもう少し突っ込んだ話をした。そしてそのお客さんがギター工房を営まれていることが判明。
そんな話を聞いた私は、さっそくその方を紹介してもらった。そしてアポを取ってギターを持ってギター職人を訪ねた。ピックアップを仕込みたいことを伝え、そして、自分が一生モノと信じて買ったギターが果たして大切にすべき一品なのかを見定めてもらった。職人は、せっかく良いギターだからもう少し音を響くようにしようと提案してくれた。

こんなふうにして生まれ変わったギターは、私の一生モノとしての存在感を更に高めることになった。かといってギターの腕は年々退化していて、このままでは宝の持ち腐れになってしまうので、せめて時々こうして弾いてギターを寂しがらせないようにしているというわけだ。実際に、もう33年の付き合いになるこのギターの音は、私にとってもとても心地よい響きなのである。

今日はさすがに曲にしよう!
今日、このギターで何度も弾いた曲を。今日だけじゃなく、何十年にも渡って何百回も弾いてきた曲である。
今夜は、サイモン&ガーファンクルで「The Boxer」。



ここのところ、日本生命のテレビCMにすっかりヤラれてしまっている。それはバックで流れている曲のせい。デレク・アンド・ザ・ドミノスのLayla。確かこのCMが始まった頃は、サビの部分「ジャラジャラジャララ〜(ギターソロ)、Layla〜♪」という、エリック・クラプトンによるおなじみのフレーズが使われていたが、いつの間にか私がこの曲で最も好きな部分が使われているCMに変わっていた。
Laylaはおおよそ7分の曲。その後半の半分以上をインストルメンタルが占める。ピアノで構成されるその美しいフレーズを、私はとても心穏やかに聴くことができない。例えようもない物悲しさに襲われてしまうとでもいうのだろうか。インストルメンタルに入る前の前半部分の激しさとの対比も、余計にそう思わせる原因なのかもしれない。とにかく、悲しいほど美しい!
Laylaを聴くたびに、サザンオールスターズの「逢いたくなった時に君はここにいない」とオーバーラップする。ほんの一部分だけ同じフレーズに聴こえるところがあるような、でも具体的に旋律が重なるわけでもない。微妙に似ていて、しかし全く違う。ただ、私の印象として何かが重なり、共に美しい。

歌詞が心に響くときもあれば、旋律が届くこともある。音楽の力って凄い!
今夜の曲はそのまんま、Derek and the Dominosで、「Layla」。

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隔週とはいえ単身赴任中の品川のマンションでの暮らしだが、今週ほど時間が足りないと感じたことはなかった。それは先週発売になった浜田省吾さんのDVDとCDのせい!昨年行われたライブツアー、「The Last Weekend」が収録されたDVD2枚とCD3枚の5枚組ボックス!!!
これは体によくない!昂ぶって眠れなくなる・・・。ライブに行きたくて疼く。しかし終わってしまったツアーだからどうしようもない(泣)。そのやり場のなさで心にポッカリ穴が空く・・・。困った。これを名古屋に持って帰るとまた一週間眠れない日が続く。名残惜しいがこれは東京に置いて帰ろう。

shogo hamada

浜田省吾さんのライブの特徴はセットリストが頻繁に入れ替わること。例えば二日間同じ会場でライブを行ったとして、多い時には10曲近く入れ替わる。これは魅力でもあり、逆に残酷なことでもある。聴けて泣けるほど嬉しい気持ちと、聴けなかった無念さ、その両方に必ず襲われる。
今日紹介する曲はDVDの中からの一曲。さいたまスーパーアリーナでの収録曲だが、この曲は私が観た名古屋公演ではやらなかった・・・。
いろんな音楽があらゆる場面で自分を支えてくれる。でも、やっぱり浜田省吾さんの声に助けられることが一番多いかなあ。今夜は浜田省吾さんで、「モノクロームの虹」。

  こんな夜には逢いたい
  君に抱かれ眠りたい
  どんな未来も受け入れる
  君がそこにいれば



DSC_3287静岡県のつま恋で開催された野外フェス、apbank fes 2012に出かけてきた。apbank の「ap」は「Artist Power」の意味。音楽の力によって可能になることを成し遂げようという趣旨の金融組織が「ap bank」であり、その活動の一環が2005年から続いているapbank fesである。
炎天下でのライブ、疲れた〜。しかし、小田和正さん、Mr.Childrenの桜井さんをはじめ、参加アーティストのみなさんからは癒しと、そしてとても大きな「力」を与えてもらった。

ライブ終了後はクルマで東京へ向かったのだが、東名高速道路は神奈川県内で35kmの渋滞。その列の中、今日聴けたこの曲が脳の中でエンドレスリピートで流れていた。
今夜はMr.Childrenで「IMAGE」。



きっかけはレンジローバーのオーナーでもあるギタリストの伊丹雅博さんとの会話から。
東京での、もう3~4ヶ月も前のことだったと思う。伊丹さんが「そういえば、7月に長久手に行きますよ!」と。聞けば、アコーディオニストのcobaさんのライブに帯同されるとのこと。cobaさんは在学時期こそ重なっていないが、私の高校の先輩である。長久手に所縁のあるcobaさんはともかく、伊丹さんまで遥々長久手へ来られるとは感激である。

caba_nagakute長久手は、今年、町から市に移行した。そこでcobaさんが長久手のための曲を作るというそんな企画が持ち上がり、今日はその発表会を兼ねてcobaさんのライブが行われたわけである。初めての「生」cobaさん、そしてこれまでCDでしか聴いたことがなかった伊丹さんのギターを同時に体験できる機会が、私の地元長久手で実現したのだ。
伊丹さんがレンジローバーオーナーであることや、cobaさんが高校の先輩であることを度外視しても、はっきり言って最高の音楽だった。
今日のライブでは伊丹さんはcobaさんのバックバンドのメンバーだったが、伊丹さんのファンである私にとってはお二人のジョイントライブを観ているようで何倍も楽しませていただいた。

このライブ、明日も行われるのだが、あいにく私は都合がつかない。是非みなさんにも聴いてほしいと思うのだが、チケットは既に完売。cobaさん、そして伊丹さんの活動はまだまだ続くだろうし、また次の機会を楽しみにしていよう!

cabaさん楽屋に押しかけ、さらに伊丹さんにシャッターを切っていただいたcobaさんとのツーショット。全く、図々しい私である・・・。



BlogPaintゴルフ以外の私の趣味はやはり音楽である。とても人に聴かせられないレベルのギターと、自分で聴くのも嫌になるほどの歌。それらをゴチャ混ぜにしながらひとり弾き語りを楽しんでいるのである。
しかし、今日は超一流の音楽を楽しんできた。出かけた先は東京ドーム。Mr.Childrenの結成20年記念ライブツアーの東京公演である。

私にとっての「聴く音楽」というのは、趣味というより栄養源と言ったほうが正しいかもしれない。歌詞や旋律からはたくさんのエネルギーをもらえる。安らいだり、勇気づけられたり、とにかく元気になる。Mr.Childrenの桜井さんは、ある曲の中で「必死に働いたあとの酒が世界一の酒」だと唄っている。それを私に置き換えるなら、「必死に働いたあとで聴く素敵な音楽が世界一の音楽」なのである。
そういえば、私が高校生の頃、LPレコードの値段と、アーティストのライブチケットの値段はほとんど同じだった。LPを買えば何度も聴くことができる。しかし、ライブは一回だけ。しかし、小遣いはライブが優先になった。ライブで得られるエネルギーの大きさを私の体は既に知ってしまっていたからだ。
大人になって仕事をするようになって一番なくなってしまったのは自由になる時間かもしれない。だからこそ時間が貴重であり、その仕事の合間を縫うようにして作った時間を使って観るライブは最高の栄養源である。

マンションに帰ってきたものの、まだ少し興奮気味。今夜は眠れるかな、それとも心地よく眠りにつけるかな。


こんな日だから久しぶりに今日の曲に行きたいところだが、ライブの余韻のまま印象に残ったまま曲を紹介するとネタバレになってしまうし、困った・・・。数時間前の記憶をリセットして、純粋にMr.Childrenの一曲を紹介しよう。今日のライブでやった曲かどうかはノーコメントということで!
最近のMr.Childrenの曲で、特に私がハマっている曲を。今までの自分の生き様や残された人生や、子供たちの将来についてもとても深く考えさせられる。なにか強いメッセージなのか、それとも深い意味がないのかもしれないが、とにかく歌詞で表現されているいくつかの描写のひとつひとつがことごとく心の奥に刺さるように届いてくる。
今夜はMr.Childrenで、「横断歩道を渡る人たち」。




landrover_autocraft
今日はいきなり曲にしよう。
オートクラフトは港区海岸通り沿いの交差点の角にある。朝、出社するときもそうだが、仕事中に外に出たときにも横断歩道の盲人用の音楽が聞こえてくる。その音楽は「通りゃんせ」。

 とおりゃんせとおりゃんせ 
  ここはどこのほそみちじゃ 
 てんじんさまのほそみちじゃ 
 ちょっととおしてくだしゃんせ 
 ごようのないものとおしゃせぬ 
 このこのななつのおいわいに おふだをおさめにまいります 
 いきはよいよいかえりはこわい 
 こわいながらも とおりゃんせとおりゃんせ

「気をつけて通りなさい」=「怖いながらも通りゃんせ」
そんな意味があるのだろうか?
それにしても、朝から聞くにはあまりにも暗く寂しい・・・。
例えば、「上を向いて歩こう」なんてどうだろう。
足元に注意しながら歩いたほうがいいかな。笑
それなら「365歩のマーチ」なんかは?古い?汗
でも、やはり朝は元気がでる音楽だと嬉しいなあ。
自然と歩幅が大きくなるような。

おお、この曲があった。
「歩こう歩こう!わたしは元気〜」
となりのトトロの主題歌、「さんぽ」。
子供たちも朝から元気になること間違いなし。

このノリで加藤ブログが選んだ今夜の曲。
横断歩道には決して相応しいとはいえないが、この曲は朝はもちろん、いつ聴いても元気がでる。
KANさんで、「愛は勝つ」。



CA3H0960先週末、レイブリックでお客さまからCDをいただいた。「加藤さん、今週はこっちだったんですね!ちょうどよかった、東京進出のお祝いにプレゼントします」と。

「三井ぱんと大村はん」

ジャケットどおり、味のあるお二人によるコテコテの関西ブルースである。「東京との行き来のお供に」といただいたのだが、まさに、道中は読書と音楽タイム。ポップスやジャズ、時にはクラシックを聴いているのだが、私のiPodの中に初めてブルースが仲間入り。
私はブルースというジャンルは聴いたことがなかった。知っているのはせいぜい「憂歌団」ぐらい。今、品川のマンションで落ち着いて「三井ぱんと大村はん」を聴いている。放送禁止用語ギリギリの表現?とも思える、なんともコメントし難い内容の唄もある。いやいや楽しい!さすが関西弁、ノリが良い。
聴きながら考えていたことは、この音楽にはどんなクルマが似合うかということ。やっぱりブルースにはアメリカ車かな。グランド・ワゴニアなんてどうだろう?
実はこのうちの一人はCDをいただいたお客さまのご兄弟なのでる。実際にどんなクルマに乗られているのだろう?

楽しい音楽をありがとうございました。



オートクラフトの店内ではFMラジオを流している。放送局はどこだか分からない。クラシック音楽も掛からなければ演歌も流れない。きわめて一般的なポップスばかりが流れ、特に偏りもないので聞きやすい。そのため、毎日ラジカセのスイッチのON/OFFを繰り返しているだけである。
今日は、朝からジョン・レノンの曲が多かった。何曲か続いたところでパーソナリティーのコメントが入り、今日がジョン・レノンの生誕70周年にあたる日であることが分かった。

私が育った頃の長久手は今では想像もできないぐらいの田舎だった。ジブリの「となりのトトロ」の舞台の山里のよう。そんな場所で洋楽が聞こえてくる確立は極めて低い。
私が初めて自分で聴いた洋楽はEaglesの「HOTEL CALIFORNIA」だったかも。まだ小学生だったと思う。
中学に入ると、姉が知人から借りてきたレコードがきっかけでようやくThe Beatlesを聴くようになった。しかし、その時は既にジョン・レノンは亡くなっていた。ジョン・レノンが亡くなった時のニュースは当然知っていたが、どれほど偉大なアーティストだったかはまだその頃は全く知らなかった。
ピアノを習ったことはないが、子供の頃から家にはピアノがあった。そんなピアノを触りながら、初めて両手で弾けるようになった曲は「Let it be」だったと思う。というか、この曲を弾きたいと思ったのだろう。彼らの曲は聴くほどにその深さに魅せられた。
日本公演の時のファンのエキサイトぶりはテレビで見たことがあるが、たとえライブに行けなかったとしても、その興奮をリアルタイムに体験できた世代のみなさんを羨ましいと思った。日本公演は1966年、私が1才の時のことである。

「A Day In the Life」は、The Beatlesの作品の中ではとても好きな曲。解散後のジョン・レノンのソロアルバムの中でそれにそっくりの曲があり、ドキっとした。特にピアノの叩き方は、そこだけ聴けば同じ曲と間違えてしまうほど。すごく似ている部分もあるが、だからといって名曲の魅力が減るわけではなく、それぞれが完璧以上の名曲である。
このまま今夜の曲を。ジョン・レノンで「Jealous Guy」。



今日は休暇をとった。先週の水曜日は職場には行かず、ランドローバーマガジン主催のゴルフコンペに参加したが、休息という意味で休んだのはいつ以来だろう?オートクラフトの改装から始まってレイブリックの決算、そして再びオートクラフトに戻ってオープンと、いつ休んだのか分からなくなっていたほどだが、過去ログをみたら8月25日にしっかり休暇をとっていた。

CA3H0647今日は買い物に出かけた。仕事で使うものも買ったが、最大の目的はギターの弦だった。私はエレキギターを一本だけ持っている。ロックのリードギターを弾きこなせるわけではない。アコースティックギターのサイレント版という使い方だ。まだ賃貸マンションに住んでいた頃、そして子どもが小さかった頃に、夜中にこっそりギターを弾くのに生ギターでは難しい。そこで、アンプを繋がずにエレキギターを弾くことで防音対策をしていた。
エレキとしてではなく、あくまでアコースティックとしての弾き方なので、軟らかいエレキの弦は張っていない。かといって、アコースティックの弦を使うわけではなく、エレキ用のなかでも太めのものを選んで使っている。これが、楽器屋でもなかなか種類がなく探すのに苦労する。
そんなわけで、今日は目的の弦を探して久しぶりに交換した。そう、品川のマンションに持っていこうと思って。弦を交換してから持っていこうとずっと思っていたのだが、考えてみればなにも交換してから持っていかなくても、引越し荷物と一緒に送ってあとで弦だけ探して持っていけば良かった。なに考えていたんだろう・・(汗)。 まあ、どっちみち弾いてる時間などなかっただろうが。これからだって、マンションで自炊や洗濯をする生活の中ではのんびりギターを弾く時間などないだろうが、近くにあれば音を出すぐらいのことはするだろう。

今日、久しぶりにギターを弾いた。昼間にはアコースティックを、そして夜になってからはアンプ無しのエレキを。昔はもっとスムーズに弾けた曲が全くぎこちない。半ば眠りながらでも弾けた曲が、今ではすっかり忘れてしまっていたり。ゴルフもギターも、毎日練習しないとあっという間に下手になってしまう。当たり前だが・・。


曲にしよう。高校一年のときに熱心にギターを始めてから、僅かづつだが技量が備わると共に徐々にレパートリーが増えていった。そして、中学時代に難しくて諦めていた曲の何曲かを弾けるようになり、それが自分でもとても嬉しかった。
今でもこの曲は指の準備運動代わりに弾くことが多い。もちろん今日も弾いた。
今夜はサイモン&ガーファンクルによる名曲、「スカボロー・フェア」。



CA392567自宅の部屋の掃除をしていたら懐かしい写真が出てきた。スナップの日付けを見ると「99.09.19」、もう10年半も前のこと。私がバンド遊びをしていた頃の最後のライブだ。オリジナル曲をやるだけの才能はなく、俗にいうコピーバンドだった。このライブの次の春には、メンバーの転勤などで集まることができなくなり、残念ながらバンドは消滅してしまった。

左の写真、私の後ろでチラッと写っているドラマーがこのバンドのリーダーだった。バンドの方針としては、基本的にはロックの王道を軸にし、あとは各メンバーの趣向で多少レパートリーの幅が広がるというスタイル。ただ、選曲の最終的な決定権はリーダーにあり、邦楽のほとんどは却下された。「ハマショーもミスチルもあかんでー!」と、私が何も言わないうちからしっかり釘をさされていた。
唯一の邦楽は、CHARさんの曲。CHARさんの英語歌詞の曲に限っては、彼の中では洋楽にジャンルされていたのだろう。

この時のライブは、名古屋市中区のライブハウスを借り切って行ったもの。お客さんは友人など身内だけ。もっぱら、気楽なパーティースタイルである。
覚えている限りでは、この時コピーしたバンドはこんな感じだった。

・Deep Purple
・Red Zeppelin
・MR.BIG
・BOSTON
・JOHNNY, LOUIS & CHAR
・etc...(忘れた・・)

MR.BIGやBOSTONなどは、私がアコースティック系が好きだから採用されたパターン。そして、Red Zeppelinの曲でもアコースティックギターを使う曲は外さなかった。そう、「Stairway To Heaven」は、我々の十八番だった。

このバンドで、一曲だけ日本語の曲をやった。誰が言い出したのだろう?そして、何故リーダーは却下せずにドラムを叩いてくれる気になったのだろう?我々も演奏していて、すごく楽しかった記憶がある。

今日の曲は、奇跡的に我々のバンドが演奏した日本語歌詞の曲にしよう。
the brilliant greenで、「There will be love there -愛のある場所-」。



CA392565お客さまからのお誘いでJAZZを聴きに出かけてきた。私自身、初の生演奏ジャズ。場所は名古屋市内のとあるJAZZ BAR。ジャズに詳しくない私だから知らなかっただけで、名古屋でも有名なお店だそうだ。
こんな状態なので、ジャズに詳しい読者さんには、いさささか的外れな記事になるであろうことはどうかご容赦願いたい。


店内に入り、自然と導かれた場所はお店の一番奥の席だった。しかし、これが幸運の始まりだった。ステージとは呼べないほどの狭いスペースだが、一番奥がステージとなっていたのだ。つまり最前列!
今夜のジャズは、女性のベーシスト、男性のギター、そして男性ボーカルのトリオ。楽器には興味があるが、ボーカルってどうだろう・・。そんな先入観を抱いて臨んだのだが、これが良い意味で完全に裏切られた。休憩を挟んで2時間のステージでは、その素敵な歌声に完全に魅了された。


さて、最前列の恩恵の話をしよう。きっと有名な曲を何曲か演奏されたのだろうが、私にとっては全て新曲のようなもの。だからといって、つまらないと感じる曲はただの一曲もなかった。例えば、曲を始める前に、ボーカリストがその曲の紹介をし、「それでは、聴いてください。」と挨拶したあとで、後ろのメンバーに小声で指示をするのだ。
「ベースのイントロから入ろうか!」。すると、ベーシストは一瞬の間をおいて、「よし、イメージが沸いた!」と、言わんばかりに顔つきが凛とし、そしてイントロに入る。
また、ある曲では、「今日はまだワルツをやってないから、ハチロク(6/8)で行こうか!」。すると、ワルツのリズムでテンポよくギターのイントロが始まる。
「8小節までは、スローで!」とか、「バラッドで!」とか。直感なのか、場の空気によるものなのか、とにかくアメリカンフットボールのクォーターバックの指示のごとく、一瞬で曲の方向性が決まってしまう。

そして、驚くことに、ボーカリストとギタリストは初対面だとのこと。そして、ボーカリストが用意したと思われる楽譜が二人の演奏者の前に置かれているが、それはA4用紙に半分か、せいぜい2/3ほどしか書き込まれておらず、そんな楽譜を見ながら5分あるいは10分といういうような演奏を成し遂げてしまう。

そんな感じで始まる曲は、途中、アイコンタクトや、呼吸のタイミングなどで、トリオが完全に成立する。これは楽しい!やっている本人たちも楽しそうだし、それを見ている我々もつられて頬が緩み、体がリズムを刻む。

きっと、ジャズってこういうものなのだと思うが、形などなく、自然にセッションが成り立った結果なのだろう。楽器や、歌唱の技術はもちろん必要だが、それを備えたアーティストが、純粋に音を楽しむその結果として音楽になっているように感じた。



BlogPaintここは、自宅近く、愛知県日進市内を東西に走る幹線道路、国道153号線。通称、飯田街道。ここ数ヶ月、周辺の何箇所かの交差点を同時に工事していた。最近、その工事が終わったようで、工事内容の全貌が明らかになった。とても大きな分離帯に囲まれた右折専用レーンを造っていたのだ。
153号線を走りながら、なぜこんなにも大きな右折レーンが必要なのかと考えた。やがて、自分に右折の機会がおとずれたとき、その意味が分かった。
私は右折レーンの先頭で赤信号が青に変わるのを待った。信号が青に変わり、少し前に出た。自分の右側を直線の対向車が走り抜けてゆく。ふと気づいた。普段なら鉢合わせになっているはずの対向の右折車両がいないのだ。見れば、自分よりもかなり左側にいる。
この巨大な右折レーンは右折同士の対向車をオフセットする構造なのだ。これにより、直進してくる対向車の動きがとてもよくわかる。クルマが途切れたことが確実に確認でき、安全に右折に進むことができる。

ここは、片側2車線でとても走りやすい道路。制限速度は60km/hだが、自然とそれ以上の高速で流れているのが現状。もし、対向車と直進車が互いの確認が遅れた場合には大事故につながる。過去にはおそらく、そんな事故も起きていたに違いない。
この、オフセット右折レーンはそんな事故をかなり高い確率で防げるはず。とても安全な交差点の構造だ。



今日も昨日に引き続き、長渕剛さんについて。
私の独断で長渕剛さんの音楽史をアルバムリリース順に三等分するとこのようになる。

初期・・・「風は南から」〜「乾杯」
中期・・・「Byebye」〜「LICENSE」
後期・・・「昭和」〜 現在

初めてライブに行ったのは初期の頃、名古屋市民会館大ホールだった。開演の時間になり、照明が落ちると、生ギターの音が聴こえてきた。「風は南から」のイントロだ。そして静かに緞帳が上がり始めた。その音色は既に弾き語りの始まりだったのだ。そして驚くことに、大ホールの広いステージの真ん中には長渕剛さんただ独り。当然のようにサポートメンバー付きの構成を想像していただけに、これには流石に驚いた。私が知らなかっただけで、これが長渕剛さんのライブのスタイルだったのだ。ギター一本だけで、数千人のファンを数時間も魅了し続けるそのパワーに感動した。
中期に入り、「Byebye」からはエレキギターを持つようになった。ただし、彼のアルバム収録は「スタジオライブ」形式だったそうだ。楽器別に録音を重ねていく通常のアルバム作りではなく、ライブのように、全員がイッセーノセ!で演奏して録音するというダイレクトな方法。そんな様子はアルバムを聴くだけで伝わってきた。そして、私は、そんな長渕剛さんの真っ向勝負の姿勢から生まれる音楽が好きだった。ただ、アコースティック色が徐々に薄れるにつれ、次第に私も聴かなくなった。曲調も彼の持つ雰囲気も明らかに変わっていった。
中期の終盤の時期にあたるその頃、(先週の水曜日に記事にした)コンサート会場設営のアルバイトで彼のライブを観た。おそらく、「STAY DREAM」というアルバムをリリースしたときのツアーだったと思う。愛知県体育館で行われたライブのステージを作るとき、その図面を見て驚いた。土俵のように、中心に円状のステージが置かれているのだ。正面も背後もない、全くのド真ん中にそれほど大きくないステージが作られたのだ。サポートバンドもなし、曲によっては、ただひとりだけピアノのサポートがついた。
やはり、彼はこのシンプルなスタイルがよく似合うと思った。
これが、私が観た最後の長渕剛さん。以後、「とんぼ」のリリースあたりから後期に突入し、その頃から私はすっかり聴かなくなった。逆に新たなファンをしっかり掴み始めた頃でもある。

このまま今日の曲へ。初期の頃に「待ち合わせの交差点」という曲があった。初々しい恋人同士が交差点で待ち合わせるというポップな曲。その交差点と関連があるかどうかは分からないが、中期には二人が分かれる意味で歌われた「交差点」という曲がある。人生には、交差点や分かれ道が幾度も訪れるもの。そんなシーンはアーティストによって素敵な唄になって我々の心を打つ。
今夜は、長渕剛さんで「交差点」。



今日は定休日なので、たっぷりと音楽の話をしよう。
3月12日のブログで、少しだけ大学時代のアルバイトに触れた。今日はそんな昔話を。

学校内で「誰が行く?何人?」なんて人を集めている友人連中がいた。何の話かと聞けばアルバイトだと。詳しく聞くと、コンサートの会場作りの仕事だった。

アルバイトの内容は、名古屋市国際展示場で行われるライブの椅子並べだった。私は、それが誰のライブかが気になった。高校時代に、私は国際展示場のライブを経験している。QUEENのライブだった。国際展示場で行われるライブなら、収容人数からして絶対に大物に違いない。そして、ライブの主役は、吉川晃司さんだった。たまたま耳にした「INNOCENT SKY」という曲に惹かれ、一枚だけだがアルバムを買った。
仲間はバイト料のことしか興味がないようだが、私は吉川晃司さんのライブに興味があった。そして、そのバイトに参加した。これが、私のライブバイトの始まりである。

当日は確か朝8時に現地集合だった。会場内はコンクリート床のガランドウである。私たちの雇い主はライブ会場の設営の元受会社。これだけ大きい会場になると、ステージの組み立てはプロのトビさんが行う。我々素人は近寄るべからずという雰囲気。遠巻きに見ていると、社長と思われる人がやってきた。そして、これから始まる大戦争の打ち合わせが始まった。このガランドウをパイプ椅子で敷き詰めるのだ。スタッフはたったの10人ほどだったと思う。そして、4トントラックがホール内に突入してきた。折りたたみのパイプ椅子が満載されている。まず、それを降ろす。そして、そんなトラックが何台も待機していた。気が遠くなった。監督さんの指示どおり、決められた間隔で列と行が形成されていく。地道な作業だが、サボったところで何も解決しない。そのために、体力に自信のある我々男子学生が召集されているのだ。
ひたすら、ただひたすら、椅子を並べた。もちろん、その間に周辺で行われている様々な作業にはとても興味があり、手を休めない程度に注意を傾けていた。まず、ステージが組みあがった。音響、照明などの設備の設営が終わり、楽器などの機材が入る。更にそれらの総合的な試験が行われる。
それ以外にも、雑用をしているスタッフやアルバイトが大勢いた。外からの光が入らないように、周囲の全ての窓に暗幕をくくりつけているチーム。会場の外で、誘導看板などを設置するチーム。更には、我々が並べてきた椅子に「Aブロック-28番」などと席番号が書かれた紙をセロテープで貼り付けてくるチーム。さすがにそれらは女性が担当していた。
総勢何人の手によってこのライブは行われるのだろう?と素朴な疑問を抱いた。そして、それが同い年の一人のアーティストのために行われていることだと考えたら、それは凄いことだと思った。これだけの人を動かす力がある人物なのである。
椅子を並べきるのに何時間掛かったかの記憶はない。現金でアルバイト料を貰って家に帰って横になったが、全然気が休まらなかった。それは、今度は今日並べた椅子の撤去作業が控えているからである。今日の逆の作業。それでも、実際は折り返し地点よりもまだずいぶん手前にいるような気がした。トラックに積み込むほうがきっと大変だろうし、大体、撤去作業はライブ終演後から深夜にかけて行うのだ。
しかし、唯一の楽しみは、ライブを陰から観られることだった。「お前ら、吉川晃司なんて観たくないだろう?」、決め付けたように言う社長に、観られるものなら観たいと申し出た。すると、それなら開演直後に来い!と。

ライブ当日、社長の指示どおり、ライブが始まるころを見計らって通用門からまず事務所へ入った。そこで、ライブスタッフの印である腕章を渡された。「いいか、お前は設備の監視をしている係員だからな!間違っても手拍子なんかするんじゃないぞ!」と、釘をさされた。会場の最後尾、ステージから一番遠い場所が指定された監視位置だった。新米アルバイトの私が何を監視できるわけでもなかった。口の悪い社長だが、これは純粋にご褒美だと受け止め、感謝した。

これが私が始めてライブ会場設営に携わったアルバイトの経験談である。
徐々に椅子並べ以外の仕事もさせてもらえるようになり、音楽好きの私には絶好のアルバイトだった。以降、ほとんどんの設営の仕事は愛知県体育館だった。名古屋にまだナゴヤドームも、日本ガイシホールもない頃だった。有名アーティストの名古屋公演のいくつかは愛知県体育館で行われた。浜田省吾さんのJ-BOYツアーに感動し、バイトの帰りにレンタルレコード店に飛び込んだ。当時ではほとんど見る機会がなかったであろう、矢沢永吉さんのリーゼント以外の髪型も見ることができた。リハーサルではナチュラルなヘアスタイルだったのだ。CCB(いたでしょ?)の茶髪のドラムの人とトイレで並んで用をたしたこともあった。「ナタリー」の、フリオ・イグレシアスさんのライブでは男子便所をも占領してしまう観客のオバサマPOWERを目の当たりにした。
また、こんなこともあった。「おい、加藤、大学生なんだから周りに女の子居るだろう?何人か連れてきてくれないか?」。私の大学は工学系だったので、周りに女の子はいない。しかし、楽屋のお世話係として必要なのだと。少ない女性人脈をたどってアルバイトだと誘った。タレントさんに興味がある子ならバイト料の話をする前にふたつ返事だった。結局、サポートバンドの楽屋を担当させられ、目当てのアーティストに会えなかったと愚痴を言われたこともあったが、私のせいではない。笑
もちろん、音楽興行ばかりではなかった。大相撲名古屋場所やプロレス、世界体操、「ニッポン、チャチャチャ」のバレーボールなども年中行事だった。

私は、大学を留年し、5年間も在籍した。おかげでこんなに楽しいアルバイトが余分に一年も続けられた。早朝から深夜まで、不規則不定期のアルバイトだったが、参加できる時は積極的にシフトに組み込んでもらった。おかげで付き合っていた彼女にはそっぽを向かれた。汗


こんな愛知県体育館生活で最も感動したのは、やはり浜田省吾さん。それまで、ほとんど聴いたことがなかった。友達に勧められてアルバムを借りたこともあったが、どうにもピンと来なかった。その日、いつものように浜田省吾さんのライブを陰から観始めたのだが、やはり知っている曲は全く無かった。それでも、途中からライブに吸い込まれた。終盤では完全に釘付けにされていた。完全に参った!浜田省吾さんのライブにはそんな力があるのだ。
そのライブでは印象に残る2曲があった。アルバム「J-BOY」でも、この2曲はつながっていることで意味を成している。
今夜は、浜田省吾さんで、「I MISS YOU」そして、「SWEET LITTLE DARLIN'」。



まだ、体調は絶好調とはいえないが、仮に回復していたとしても、今日は昼間からどうしても自宅で腰を据えて観たいテレビ中継があった。箱根駅伝だ。
母校が出場しているわけでもないので特に応援しているチームはない。私の注目は東洋大学の2年生、柏原選手だった。昨年、往路5区、箱根の山登り区間で怒涛の8人抜きを演じ、区間新記録を達成したばかりか、東洋大学の往路優勝そして総合優勝に導いた立役者である。
今年も昨年と同じ5区を任されていた。これはチームの戦略としては当然のことであるだろうが、駅伝ファンとしてはまさにエンタテーメントである。柏原選手が昨年同様、あるいは練習によって更に実力をつけているのなら今年も必ずその雄姿を観たいと思っていた。そして期待通り彼は5区に登場した。
今年の柏原選手の走りも素晴らしかった。トップの明治大学に4分26秒差で襷を受け取り、前を走る6人の選手を全て抜き去ったどころか、2位に3分36秒もの大差をつけてゴールした。驚くべき精神力と体力を備えた選手である。きっとチーム内のムードも良いだろう。他の選手も引っ張られるように実力以上の走りが可能になるではないだろうか。明日の復路も楽しみだ。


今日は夕方少しだけ買い物と食事に出かけたが、ほぼ三日間自宅に、しかもほとんど自室にこもりっきりである。こんな状況ではやけに遠い昔の記憶が蘇ってくるものだ。
高校時代に熱心にアコースティックギターを弾き始め、最初に習得しようと思ったのはスリーフィンガー奏法。これがマスターできれば弾き語りの幅が格段に広がる。当時の有名なフォークソングは典型的なスリーフィンガーが基本になっていることが多かった。
スリーフィンガーのメロディーにとても敏感になっていたその頃に、FMラジオからなにげに聴こえてきた曲に強烈に引き込まれた。アメリカロックバンドによるバラードだったのだが、その一曲のためにアルバムを買い、テープにダビングして何度も聴きいてスリーフィンガーを真似た。

今日の曲は、そんないきさつがある思い出深い曲を紹介しよう。
KANSASで「Dust In the Wind 」。



Before10月の改装時に新調した商談ルームの応接セット。営業スタッフからこのテーブルに関してちょっとした問題があることの報告を受けた。
木目の溝にボールペンが引っ掛かり、文字が書きにくいというのだ。談話をしてお茶を飲むだけの応接セットなら問題はないのだが、ここは契約を交わすなど、お客さまの人生においてとても大切な署名をしていただく場所でもある。そんな矢先にペン先が溝に沿って思いもよらない方向に進むなど、考えてみれば縁起でもない出来事だ。
ガラス天板を置くことも考えたが、掃除などでテーブルを移動する際などには不便である。そこで家具職人さんに相談した。そして木目溝がない固い化粧板を上から貼り付けることにした。

BeforeAfter昨日、営業時間終了後に家具屋さんに持ち込み、定休日である今日一日で加工していただいた。全く同じ木目調にするつもりはなく、他の家具やインテリアとのバランスで、従来よりも赤みを弱くしたブラウン系にしようと思った。化粧板のサンプルを見ながら慎重に色の濃さや木目を選んだのだが、出来上がったものは私がイメージした色よりも若干明る色調の仕上がりになってしまったがやむを得ない。5センチ角という小さなサンプルから仕上がりをイメージすることはやはり困難である。
しかし、これで木目溝にペンをとられることもなくなるだろう。これで、商談でこのテーブルに着いてくださったお客さまには、契約書にスラスラと署名していただけるようになったはず。みなさん、スラスラとお願いします。<(_ _)>



今日はお休みなので音楽の話をたっぷりしよう。

思い出に残っているの読者の方もいらっしゃると思うが、1986年と翌1987年の2度に渡り、クリスマスのためだけに組まれた特別な音楽番組があった。Merry X'mas Show と名づけられたこの番組は、泉谷しげるさん、桑田さん、ユーミンさんの3人の呼びかけで集まったアーティスト等による豪華セッションの2時間の生中継番組だった。
こんな素敵な番組が毎年続けばよいと思ったが、やはりこれだけのメンバーを取りまとめるのは大変なのだろうか、たった2年で消滅した。それゆえに幻のセッションとなり、私の心の中ではこの番組で発表された音楽が今でもとても大きな存在となっている。
1986年は、何気にテレビを点けていて偶然観ることができた。しかし、準備をしておかなかったのでビデオに撮ることができなかった。翌年はしっかりテレビ欄でチェックし、VHSで録画をした。しかし、そのテープは度重なる引越しで見当たらなくなってしまった。他の全てのビデオテープは諦めがつくが、これだけは失いたくなかった。
幸いにも現代には動画サイトが発達している。YouTubeなどを開発された方、そして動画を保存しておりサイトに投稿してくださる方に感謝。

さて、2年に渡る番組で行われた多くのセッションは、どれが一番などと順位をつけられないほど素晴らしいものばかりだった。その中であえて「今日の一曲」を選んでみた。

青い影/前田亘輝さん(TUBE)
竹田の子守唄/坂崎幸之助さん(THE ALFEE)
LET IT BE/鈴木聖美さん
FALLING IN LOVE WITH YOU/鈴木雅之さん

この4人によるアンサンブルは呼吸をするのも忘れてしまいそうだった。
ちなみに、このミックス曲の発案は山下達郎さん、プロデューズは小林武史さんによるものだったらしい。

では、YouTubeで見つけたその曲をみなさんも聴いてみてください。(どうかサイトから消えないでほしいです)
そして、Merry X'mas Show で行われたそのほかの素敵なセッションも是非観てみてください。  







Youtubeで音楽を聴き回っていたら偶然にもディスカバリーを発見。ディスカバリーに気がついたとたん、素敵なバラードが耳に入らなくなくなってしまったのは職業病なのだろうか・・。きっと今後、この曲を聴くたびに脳裏ではディスカバリーが交差点を左折していくことになるんだろうな。



今日も大変な収穫!音楽の世界がまた広がりそうだ。正確には、お客さまに広げていただいているというべきだろう。

Daybreak2修理でご来店していただいたお客さまがクルマから数枚のチラシを取り出し、それを私に差し出してきた。チラシにはアコースティックギターを抱えた4人のミュージシャンの姿があった。お客さまの身内の方がプロのギタリストで、そのユニットのCD発売と記念ライブのご案内だった。
今回のアルバムはインストルメンタルらしい。ギターインストルメンタルといえば私が持っているCDでは「山弦」や「押尾コータロー」あたり。そんな雰囲気なら私の好きなカテゴリーだ。そんな話をすると、今回のユニットのうちのひとりは押尾コーターローさんと大変親しいお方だとか。
さっそくレイブリックの店内のCDプレーヤーで発売直前の音楽を聴かせていただいた。ブルースの要素が窺えるがそれほどコッテリではなく、私にとっては大変心地良い穏やかなメロディーラインだ。
さらに、「ジャズピアノを聴くなら」と、お勧めのCDを貸してくれることになった。「あ、アコースティックギターならコレも」と別のギタリストのCDも紹介していただき、あげくに「コレ全部置いておくからいろいろ聴いてみてくださいよ!」と、たっぷり40〜50枚収まったCDファイルケースを丸ごと貸してくれた。
中には、エリッククラプトンやイーグルスなどのメジャーなミュージシャンで、当然私も持っているCDもある。しかし、大半は見たこともないものばかり。売れていない、あるいは有名ではない、そう表現してしまえばそれまでだが、有名なミュージシャンのアルバムやライブに参加しているスタジオミュージシャン等もいて、つまり知る人ぞ知る実力派アーティストの作品の束なのである。
これは当分楽しめそうだ!



3f438940.JPG営業スタッフがあるお得意さまのお宅を訪ね、3枚のCDを預かって帰ってきた。見れば、バッハを中心にしたピアノ曲ばかりのようだ。きっと、クラシックファンなら、「ああ、これね!」というほど代表的な楽曲ばかりなのだろうが、悲しいかな無学の私にはタイトルを見る限りほぼ全てが新曲である。
今日、突然CDを頂いたのだが、先日ご来店いただいたときにラベルのピアノ協奏曲の話題に触れたのがきっかけだった。「(加藤さんは虚偽反応があるようだが、)ボクはバッハのようにフーガとか○☆△といったように構成がしっかりしているクラシックが好きだ」と、そんなことをおっしゃっていた。(ような気がする。どんな専門用語だったか記憶が薄れている・・・)
3枚のCDは、「食わず嫌いはよくない!巨匠たちの音楽を再認識してみなさい!」といわんばかりの選曲のようだ。そして、「ピアノの音色が心地良い」という私の意見を尊重してくださったのか、3枚ともがピアノ曲である。バッハを中心に、モーツァルト、ベートーベン、ショパンも含まれている。
帰宅して、さっそくCDを流している。ジョン・ベイレスというピアニストによる演奏のアルバムだ。今もバッハのピアノ曲が流れている。「アリア」という曲だ。これはお世辞でも社交辞令でもなく、心底心地好い!更に、この曲名は?とレーベルを見てみると、「幻想曲−フーガ−コラール」。お客さまがおっしゃっていた「フーガ」だ!これもバッハのようだが、中学校では聞いた記憶はない。こんな素敵なメロディーを授業で取り入れてくれていれば、もっとスムーズにクラシックの世界に入っていけただろうに。いや、逆に授業に取り入れられていたら嫌いになっていたかもしれない。この素敵なメロディーを今始めて聴けたことのほうが幸運に違いない。
私がほんの一角だけに触れてきたクラシックは、当然のことながら実はとてつもなく奥深く、メジャー級の楽曲に隠れて他にも多くの名曲が存在するのだろう。あるいは演奏するピアニストによる要因も大きいようだ。またまたハマリそうなものに巡り合ってしまった。このゴールデンウィークはクラシックピアノで過ごそう。

お客さまから頂いたのは3枚のCDだが、これには数キロメガバイトを遥かに超える容量のデータが収められていたようだ。ありがとうございました。



すっかり恒例となった月に一回のジャズ講座。今回で三度目の参加となった。
今日はその「特別編」、題して「不良のためのクラシック音楽講座」。ジャズ喫茶のマスターが、例によって独断で選んだ好みの曲を約90分の時間をかけて紹介していくというもの。それぞれの曲に関するインプレッションのあとにCDで聴くという流れはいつものジャズ講座同様。

今日取り上げられた作曲家は以下のとおり。

バッハ
モーツァルト
ドビュッシー
ラベル
プーランク
マルティヌー
メシアン

オーケストラ、声楽、ピアノなど、楽器はさまざま。同じ楽曲でオーケストラとピアノそれぞれのヴァージョンを聞き比べるなんて粋なことも企ててくれた。どうやら私はピアノの音が好きなようだ。ジャズでもそうだが、トリオやカルテットよりもピアノソロのほうが心に響く。そして、やはりクラシックもそうだった。必ずしもソロである必要はないがピアノの音には敏感に反応していた。一番惹かれた曲は、ラベルの「ピアノ協奏曲」だった。

勉強嫌いの私にとって、小中学校の音楽のテストに出てくるような作曲家にはある種の虚偽反応があるのかもしれない。ラベルといえば、クラシックに特に強く興味を持ったことのない私が、唯一自分の意思で聴いた曲「Bolero」の作者である。そのきっかけといえば、1982年にホンダから発売されたプレリュードのテレビCMに使われていたというもの。友人にレコードを借りたかレンタルだったかどうかの記憶はないが、カセットテープに録音して何度も繰り返し聴いた記憶がある。
もっとも、だからといってラベルの他の曲を聴いたわけでもなく、結局クラシック音楽には触れる機会がないまま現在に至っているというわけだ。当然、ラベルに素敵なピアノ協奏曲があることすら知らなかった。芸術や文学の話になると自分の無学さに呆れてしまう。
とはいえ、単純な正確な私はきっとスグにCDを買い、近いうちにはレイブリックの店内でラベルの曲がかかるようになるだろう!

さて、Boleroについてちょっと調べてみた。ボレロをYoutubeで探してみると、長い曲なので前後半に分割されてアップロードされている。合計すると15〜6分になる。しかし、実際にはラベルは17分を望んでいたとのこと。17分で演奏すると、四分音符=60、つまり1秒刻みのテンポになるというのだ。
ここからはかなりストイックな内容になるが、実はこのテンポは私のゴルフスウィングの理想のスピードなのである。アドレスの静止状態からトップ、そしてトップからのスウィングのテンポを一定に保つために、私は心の中で秒針を刻むのだ。これが早くなるとミスショットの原因になる。私はスウィングが早すぎる悪い癖があるのだ。今までも、このスピードに合うお気に入りの曲を見つけては心で口ずさみながらフェアフェイを歩いたりしていた。これからはボレロだ!これからはゴルフ場に向う時にはボレロを流しながらクルマを走らせてみよう!




先月に引き続き、2度目のジャズ講座にチャレンジしてきた。
前回、人生で初めてジャズをインプットする機会に恵まれ、今では時々レイブリックの店内でもジャズを流すようになった。今まで考えもしなかったが、これがなかなか心地良い。まだ「誰の」とか「いつの」とか、あるいは主役となる楽器などに対する拘りを感じるほどジャズを深く聴き込んでいるわけでもない。あくまでBGMとして心地良いという段階。この先、更にジャズの世界に深く踏み込むことになるのかどうかは今のところ想像もつかないが、この僅か一ヶ月の間にジャズを心地良いと感じられるようになったことは事実。元々、ギターでもピアノでもアコースティックな音が好きだった私にとっては、ジャズのシンプルな楽器構成が守備範囲に入ることはまんざら容易だったのかもしれない。

13f1a5bb.JPGさて、今日のテーマは「JAZZと文学」。例によって、講座の会場でもあるジャズ喫茶のマスターによるセットリストだ。マスターがこれまで読んだ本のなかで印象深いもの、その内容にオーバーラップするジャズの音楽を紹介していくという展開で進められた。合計8冊の本と、それにちなんだ10曲のジャズ。ピアノ、サックス、トランペット、ベースと、その主役となる楽器も様々。もちろんヴォーカルとしてのジャズもある。本の中には有名な作品もあるのだが、私は読んだことがないものばかり。そして紹介されるジャズに関しては奏者も曲も始めて耳にするものばかりだった。これほどまで自分が無知であることを再認識させられ、嫌悪感を抱いてしまうほど掠りもしない。
そんな風に気分的には俯き加減では居たが、その分、音楽は新鮮なまま体内に入ってくることができたようだ。今日も何曲か「お、このCD欲しい!」「この人のピアノをもう少し聴いてみたい!」と感じるほどのお気に入り曲が増えた。まだジャズの世界をほんの一歩入っただけだが、既に充分楽しめている。やはり奥が深そうだ。



10日ほど前、あるお客さまからの電話をとった。
『加藤さん、ジェフ・ベックに行きませんか?!』もちろん、ライブだ。突然の誘いにとっさに返事ができずにいると『行きましょうよ!ジェフ・ベック!』と。
実は、ジェフ・ベックの来日はずい分前からチェックしていた。というか、正直に言うと「ジェフ・ベック&エリック・クラプトン」をチェックしていた。
今回の来日ツアーで、唯一埼玉公演だけをエリック・クラプトンとのジョイントでライブを行うのだ!観にいきたいところだが、公演は週末の日程。名古屋ならともかく、週末に仕事を休んで埼玉まで出かけるのは事実上不可能。諦めだ・・・。その後、ジェフ・ベックの単独ライブのことは意識から離れていた。
『行きましょうよ!』とのお誘いはとても嬉しいが、「もしかして、埼玉?」と思った。もっとも、電話をとってからここまではほんの数秒の出来事。しかし、頭のなかで既にいろいろ考えていた。そしてようやく『ライブはいつですか?』という言葉が出た。『2月12日木曜日、愛知県芸術劇場ですよ!』と。ああ、埼玉じゃなかったんだ。もっとも、埼玉だったらお断りしなければいけないところだが、幸い会場はレイブリックからも近い場所。『それなら、仕事をちょっとだけ早めに終われば大丈夫なので是非ご一緒させてください!』と即座に返事をしたというわけだ。

laybrick_kato_blog_0212さて、19時の閉店はスタッフに任せ、私は名古屋市中心部にある愛知県芸術劇場へと向った。この会場はオペラやミュージカルなどの演劇や、クラシックコンサートなどを開催するために造られたもの。私自身、この会場に入るのは今回で2度目。おそらく15年ぶり。しかも、前回は特に芸術に深く関わる催しではなかった。いかに普段から芸術に関わらずに生活をしているのかの証明をされているようだ・・・。
とにかく、この会場でジェフ・ベックを聴けることが嬉しい。

ライブの内容はネタバレになるので要注意。多くは語れないが、印象に残った一曲だけを紹介しよう。それは、ビートルズの「A Day in the Life」のカバーだ。もちろん歌詞はなく、ジェフベックの囀るようなギターが旋律を刻む。ジェフ・ベックのギターのメロディーは格別だが、完全に「A Day in the Life」を自分のものにしているようにも感じられない。どこかからジョン・レノンの声が聞こえてきそうでもあり、しかしギターが歌声を発しているようにも感じる。あえていうならジェフ・ベックが歌っているようだった。
個人的に、この曲の中で極端に好きな「一瞬」ある。ジェフ・ベックが「叫ぶ」瞬間だ。正確にはジェフ・ベックが声で叫んでいるわけではなく、ギターの音が叫んでいる。「何故ココが?」と思う人もいるだろうが、「ああ、なるほど、ココね!」と感じる人もきっといるだろう。Youtubeの動画を拝借して「A Day in the Life」を。この動画の33秒地点の「叫び」に注目!
この「叫び」が、私にとってのジェフ・ベックの魅力といっても過言ではない。

誘っていただかなければ、自分ひとりでは観にいかなかっただろう。私はいつもいつも、このようにしてあらゆるお客さまとの繋がりで貴重な体験をさせていただいている。今日も素敵な夜をありがとうございました。



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