LAND COMFORT 加藤ブログ

ランドローバーを運転していると時間がゆっくり流れているように感じます。

ランドローバーを運転すること、ランドローバーのある生活、ランドローバーと過ごす時間、それらは全てとても心地良いこと。
「LAND COMFORT」とは、そんなことを考えながら出来上がった言葉です。

カテゴリ: CAR LIFE

レイブリックの20年来のお得意さまが、フォーバイフォーマガジンの取材を受けてくださった。
ご自宅からレイブリックまでは高速道路を使っても一時間以上掛かるのだが、20年間、指定距離ごとのオイル交換を一度も欠かされることなくお越しいただいている。車体の外観は自然に任せたやつれ具合いとなっているが、機関部分には手を抜いたことはない。年に一度の車検時のみならず、オイル交換時に行う簡易点検で見つかった些細なトラブルでさえ、即座に改善作業をさせていただくなど、コンディションはいつも万全の状態が保たれている。外見では見抜けられないほど奥深い世界かもしれないが、本当の意味で美しいクルマだと思う。そしてなによりオーナーさまがカッコいい!




「おまたせ」、本当にそういう印象。新型NSXがショーモデルやプロトタイプとして世に出始めてからもう何年経っているだろう。
これは今朝の新聞記事とホンダの全面広告。予想通り私にとってはとても購入できる価格ではない。しかし、欲しくても手が届かないクルマは憧れとして”現実のモノ”になる。もしも発売に至らずに葬られてしまったならそれは”幻のモノ”。この差は大きい。宝くじが当たれば買えるクルマ、そんなふうに夢を見させてくれるクルマが存在していてほしいのである。
若いころはそれが何台もあった。だから夢の中でも何台ものクルマをずらりと並べるガレージが存在した。年齢と共になのか、徐々に夢のガレージに並べられるクルマの台数も減ってききたが、今日、このNSXがその空いたスペースにキレイに収まった。
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ネット上で衝撃的なニュースを見た。

「7年目で手取り11万円」給与明細が大反響 自動車整備士、国家資格で「この待遇?」

タイトルに驚き、記事を読めば、「統計調査では、平均年収43.5歳で375万円」だと。
確かに、一般的に整備士の給料は安い。ただ、私の知る範囲ではもう少し高い印象だ。私が知っていないだけで、もしかしたら実態はこうなのかな・・・。

もうずいぶん前の事なので私がサラリーマンとして整備士をしていた頃の話をしてしまおう。
私は1988年にトヨタディーラーに入社し、7年間務めた。1995年に退職する直前の年収、ちょうどニュースの本人と同じ年数だが、それでももう少し多かった記憶がある。もう20年以上も前のこと。それ故にこのニュースには大変驚いた。

確かに、当時から自分たち整備士の給料は安いと感じていた。でも仕事は素直に楽しかった。大好きなクルマに一日中触っていられて、自分のクルマも安く維持できて、そんなふうに報酬には代えられない魅力を感じていたのでそんな生活は自然に受入れていた。
ただ、もしもクルマがそれほど好きではないななら、とても不満だらけの仕事になってしまうと思う。寒さや暑さや、爪の中は真っ黒になるし、残業は多かったし・・・。やはり、全ては「クルマが好きだから」という前提の上に成り立っていたのだ。

少子化の影響だろうか、工業高校が減り、普通科高校が増えている。当時は教育の過程で自然に機械や自動車に触れ、その流れで整備士になる若者が多くいたはず。そうでなくとも大半の若者はクルマやオートバイには興味があったものだ。私も高校を卒業して真っ先に自動車免許をとり、大学へはクルマで通った。高校時代からずっとそんな生活に憧れていた。そういう時代だった。

話を戻すが、それにしても手取り11万円は安すぎるなあ。整備士になる若者がいなくなっちゃうよ・・・。



昨日のパワーシートの診断と似た話だが、私がトヨタ販売店のディーラーでメカニックとして駆け出しの頃のエピソードを。
運転席のパワーウィンドウが動かないクルマが入庫し、先輩がピットに入れて診断を始めた。と言ってもものの数秒で「スイッチだな!」と即答。サーキットテスターで電圧や抵抗値を確認したわけでもないのに。私は先輩に秒殺の理由を聞いた。
診断方法とその答えはこうだ。

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▲僖錙璽Εンドウスイッチ操作
ルームランプの明るさの変化をチェック

たったこれだけ。モーターが回ろうとしているならそちらに電気を食われて点けているルームランプがかすかに暗くなる。しかし今回は明るいまま変化なし。つまりスイッチを押しても通電していない証拠である。私は、「そもそもスイッチまで電気が来ていなかったら?」と聞いたのだが、「アッホやなあ、他の窓がちゃんと動いてるんだから電気は来てるに決まってるだろう!」と一蹴。あはは、確かに・・・。ただ、これも電気回路が理解できているから即答できること。

私はこういう時代のクルマが好きだ。もしも5Vに制御されて点灯するLED照明だったらこうはいかないこともあるかも。アナログであるからこそメカニックとしての経験や勘を活かすことができるし、クルマと対話できることも多い。ルームランプの明るさがデジタルの1か0ではなく、100から0の間で僅かに変化した97ぐらいだったこと、つまりそのドロップした「3」がクルマからのメッセージなのである。
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オートバイに乗らなくなってもう十何年経つ。でも時々血が騒ぐ。それは「乗りたい」という衝動よりも、「コレが欲しい!」という所有欲からくるもの。
ただ、ここ数年の自分と言えば、すっかり断捨離傾向にある。まだ使えるという観点ではなく、使っているかどうかで、たとえ新品同様のものでも処分しようと考えるようになっている。実際に徐々にモノを減らしている。洋服や靴などは手っ取り早く捨ててしまう。もしも、新たにモノの増やすとしても、本当に今の生活に必要なものや、一生モノと決められるものなどを慎重に選ぶようになった。
そんな自分だからこそ、時々訪れるオートバイ上昇熱も、どこかでコントロールしてしまう。ちなみに、この10年ぐらいの間に「うわあ、カッコいいなあ!コレ乗りたいなあ!」と思ったオートバイは、「トライアンフ・ボンネビルと」「BMW HP2」。でも、欲しいと思って買っても、きっとあまり乗らずに置いておくだけになるのだろうなあと、心を落ち着かせるというか、つまりは自分自身を冷めさせてその場を乗り切っている。まあ、価格が高くて衝動買できるようなオートバイではなかったが。しかも、BMW/HP2は、自分では全く手に負えないほどの動力性能を持っていて、こんなのに乗れば免許どころか命もなくしてしまいそうな気もした・・・。
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でもって、久しぶりに心に響くオートバイを見つけてしまった。ドゥカティ・スクランブラー!知らなかったが昨年デビューしていたようだ。ドゥカティと言えば、以前モンスターS4に乗っていたことがあるが、私が何台か乗ったオートバイの中では一番楽しかった。シートの形状や固さ、ハンドルやステップを含めたポジションが自分に合っていたのか、長距離でも疲れ知らずだった。
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スクランブラー、カッコいいけど、今はまだ無理だなあ・・・。子供らもまだこれから大学だし、お金もかかるし、そんな時にオヤジがオートバイで転んで怪我しては元も子もない。そういったことがひと段落して、その頃にはスクランブラーの中古車も安くなっているだろうし(笑)、自分自身も年をとって気持ちの戦闘能力も落ち、のんびりと乗れるようになってからのほうが絶対にいいだろう。
スクランブラーで東北ツーリング、老後の楽しみのひとつにとっておこう。



かつて私の車歴についてお話したことってあったかな?今日は私の始めてのマイカーについて。
高校卒業と共に自動車免許をとったのだが、通学もバイトもしばらくは原付スクーターで通っていた。夏頃だったか、親戚のひとから車検が数か月だけ残っているポンコツを貸してもらった。パブリカ・スターレット!クルマを買い替えるとかで、下取査定してもらったところ値段がつかないと言われたとか。今の私ならとても味があるクルマに思えるのだが、当時はダメだった・・・。親戚の人も、クルマ屋も、誰が見てもポンコツだったのだから仕方がない。こんなポンコツに乗るぐらいならスクーターの方がマシと思って、何度も乗ることなく車検が切れでスクラップになった。

冬が近づいてきた頃、母がクルマを変えることになった。それまで乗っていたクルマを下取査定してもらったところ30万円だった。私はそれに狙いを定めた。いわゆる「親ローン」というやつだ。バイトして毎月コツコツ返すからと、そのクルマを譲ってもらった。それが"思い出の"AE70カローラセダンだった。母が乗っている頃から、その角ばったスタイルが好きでこんなタイミングを虎視眈々と待っていたのだ。先のパブリカ・スターレットと違い「自分のクルマを手に入れた」という満足感があった。

私は早速自分好みに改造を始めた。テッチンホイールとカミソリタイヤとはおさらばし、メッシュのアルミホイールに幅広タイヤを組み合わせた。押しボタン式のAMラジオを取り外し、ケンウッドのカーコンポを組んだ。フェンダーミラーからドアミラーに取り替えた。地味なオバチャングルマの面影はすっかりなくなり、とてもゴキゲンなクルマに仕上がった。ガソリン代が続く限り毎晩のようにドライブに出かけた。走り過ぎてスピード違反も経験した・・・。バイトの給料日までお金が続かず、ガス欠になって路上で止まってしまったこともあった。お金はないが、暇はある。だからワックス掛けばかりしていた。ホームセンターで安いエンジンオイルを買ってきて、自宅の庭でクルマの下に潜ってオイル交換をした。ドレンを付け忘れ、上から入れた新しいオイルがエンジンを通過してそのまま地面に流れ出て大騒ぎしたこともあった。解体屋でベンツホーンを買ってきてカローラに付けた。するとワット数が違っていてフューズが飛んだ。そこでリレー回路というものを学んだ。そんなふうに、まさに相棒として過ごしたのだった。

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そこまでの話はともかく、以前あるお得様と懐かしのクルマの話をする中で、私の初めてのマイカーがAE70カローラセダンであることを話題にしたことがあった。先日、その方が来店された時、「加藤さん、お年賀です」と差し出されたのがコレ。カローラセダンのプラモデルなんで、当時でもおそらくなかっただろう。いやあ、驚き!プラモデルなんて、もう20年近く作っていない。最後に作ったのは中嶋さんとアイルトンセナが乗ったF-1マシン、ロータスホンダ99Tだったかな。
素敵なお年賀をありがとうございました。ヨシ!時間を作って久しぶりにやってやろう!
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「バカグルマ」、私たちの周辺ではこんな呼び方をするカテゴリーがある。馬鹿馬鹿しいクルマ、ではない。バカみたいに思いっきりやっちゃったクルマ、なんとなくこっちのほうがイメージ近いかな。
私の中での代表的なバカグルマといえばルノー・ルポールV6。ベースはクリオという小型FFハッチバック。排気量は1.4とか1.6Lあたりが主流のクルマ。これに3.0LのV6エンジンを載せてしまうのだが、なんとリヤシートを取っ払って、その位置にエンジンを納め、つまりミッドシップのリヤ駆動にしてしまうという荒業。もちろん2シーター。オーバーフェンダーに幅広タイヤを納めるという迫力のあるスタイルも魅力的。勢いで買ってしまいそうな時期もあったが、ふと冷静になってやはり二の足を踏んでしまった。こんな時はバカになりきれない自分が、ある意味悔しくもある。勢いで買ってしまえば、きっと楽しいカーライフが待っているのに・・・。

さて、今朝の新聞より。
なんとなんと、トヨタがこんな魅力的なクルマを出してくれるなんて!かなり驚き。
加藤ブログ

何年か前にホンダがシビックのスペシャルマシン、「Mugen RR」を発売した。価格はフツーのシビックの2倍ぐらいしただろうか、およそ500万円ほどだったと思う。今回はちょっと手法が違うが、これもフツーの86のおよそ2倍の600万円。新聞記事を読み、そしてインターネットでも調べてみたが、この86の生い立ちが面白い。
86はスバルが生産してトヨタが売っているクルマ。しかし、今回の86GRMNは、スバルからボディーを供給してもらい、トヨタの元町工場で組み立てるのだそうだ。そして"スペシャル"の内容は、とにかくレーシングカーの要素が盛りだくさんということ。サスペンションやブレーキなど、ノーマルの86を改造すればできることもあるが(それでもかなりのコストが掛かると思う)、特筆すべきはボディー。カーボンを多様し、軽量&強化が図られている。これこそ、ホワイトボディーから作るからこそなせる技!クォーターとリヤガラスにポリカーボネイトを使うなど、まんまレーシングカーではないか!ロールバーこそ入っていないが、レカロの2シーターだし、赤のレザーを使ったステアリングホイールをはじめ、インテリアも戦闘的な意匠が施されている。600万円はグロスでは高く感じるが、それだけのことがやってある86なら600万円はとても安い。250万円でノーマル車を買って350万円投じてもきっと追いつかないし、何が魅力かって、生産ラインで作られたクォリティーだということ。ポルシェ911でいえばRSのような存在だな。
いやあ、面白そうだ。でもこれを買うのは勇気がいる・・・。ただ、望んでも買えるわけではない。限定たったの100台、Webからの申し込みで抽選だそうだ。きっとかなりの高倍率だろう。エントリーしてもきっと当たらない。とりあえず宝くじ代わりにエントリーだけしてみようかな!なーんて、冗談冗談。笑
この86GRMNをバカグルマと呼ぶにはちょっと無理があるかも。正統派すぎてカッコよくまとまっちゃったという印象。でも、とにかく驚き。国産メーカーもどんどんこんな突拍子もないクルマを出してほしい!今後に期待期待。



「車」と「クルマ」について、以前、自動車雑誌のコラムで両者の違いについて語られていたことがあった。筆者いわく、「車」は工業製品として、移動や輸送の手段としての自動車。対して「クルマ」とは、オーナーと心が通う乗り物。表現方法は忘れたが、そんなニュアンスだった。なるほど!それ、いただき!以来、私も「車」と「クルマ」を同じように使い分けている。
例えばクラシック・レンジローバーのバハマ号。イグニションキーを回し、キュルキュルとスターターが回るが、それがいつもより長く続く時には「ガンバレガンバレ!」と応援したくなる。やがてブルンとエンジンが掛かれば「ヨシ、よくやった」と褒めてやる。そんなふうに対話をしたくなる。これこそ「クルマ」なのである。

私はクルマが好きでいろんなクルマを好きになってしまう。しかし、そのほとんどは妄想だけで実際に手に入れることはできない。例えば、ここ何年かずっと気になっているクルマがある。お客さまからいただいた「雨の日には車をみがいて」という小説に出てきたボルボ・アマゾン。クラシック・レンジローバーも既に20年以上経っているし、実際に供給終了パーツも多く、客観的には維持するのはどんどん困難になっているクルマだと思う。しかし、幸い私はその業界の中に居るのでクラシック・レンジローバーに憧れている多くの方よりもずいぶんのアドバンテージがあり、だからこそバハマ号も維持できている。
ところがアマゾンとなると、最終モデルでも1970年と、クラシックレンジローバーよりも更に25年以上遡ることになる。維持の難易度は比較にならないだろう。それでもアマゾンへの憧れはじわりじわりと強まるばかり。しかし、焦らず、今はただ運命の出会いを信じて静かに待つことにしている。

とはいえ、アマゾンが絶対的、アマゾンしか見えないというわけでは全くなく、幅広くいろんなクルマに惹かれてしまうのが私の悪い癖・・・。そして、最近、その中の一台に出会ってしまった。
知人の家族がもう乗らなくなり、そのクルマの処分を検討されていることを知った。それは年齢を重ねるごとに私の中で憧れが強まってきたクルマ。老後の私のカーライフではきっと最大のパートナーとなる可能性がある、そうイメージできるからこそだろう。時期的には少し早かったかもしれないが、知人を通じての「運命の出会い」だと感じ、即座に自分が譲り受けたい旨を伝えたのだった。
引き取ってきたばかりのそのクルマは、しばらく乗られていなかったこともあってかなり汚れていたし、ほうぼうが痛んでいた。加藤ブログでこのクルマを紹介するかどうか迷っていたので私の元に届いてから少し時間が経っているのだが、実はその間にボディーの磨きや室内の清掃などを済ませた。そんなふうに手を入れるうちにすっかり愛着が沸いてしまい、まあ、可愛いこと可愛いこと。これは当分、いや、このまま生涯付き合っていけるかもしれない。このクルマが似合う男になりたいと、今は心からそう思う。

それがどんなクルマなのか、興味がある方はコチラからどうぞ。



レンジローバー
知人がAE86に乗ってやってきた。
かつて私もハチロクに乗っていたことがあった。ハチロクは私の人生においてとても重要な一台だ。クルマを操ること、そしてイジることのきっかけになったクルマであり、現在私が自動車業界で仕事をできているのはやはりあの頃にハチロクに出会ったことが全ての始まりであることは間違いない。

レイブリックの周りをクルっと一周運転させていただいた。抜けの良いマフラーのせいか、あるいは手が入れられたエンジンの恩恵もあるからだろう、軽く吹けあがってとても気持ちがよい。ノンスリップデファレンシャルが組み込まれているようで、低速での旋回時にはリヤがぎこちなく暴れ、そしてひとたび路面を捕まえると蹴りだされるように加速をしていく。心が躍動する!
私がハチロクを手放してもう20年以上経っている。しかし不思議なものでライトやワイパーの操作は無意識にスイッチに手が伸びるほど体が覚えている。左手は自然にシフトノブに命中し、ヒール&トウもピタリと決まる。自分の手足のように操ることができるという意味では私にとっては生涯でナンバーワンのクルマだろう。本当に懐かしい。もう一度所有したい。・・・いや、今日のところは懐かしいだけにしておこう。(笑)



空気が急に冬っぽくなってきた。寒くなるとだんだん洗車も億劫になってくる。
今日は洗車について。
我々の仕事に洗車はつきもの。夏も冬も関係なく、とにかく効率よく行う必要がある。すべて手洗いの水洗い。冬は手がかじかむのでお湯を使うこともあるが。

まずはホースで水を掛け、次にスポンジを使ってシャンプー洗車。虫などの頑固な汚れはそれだけでは落ちない。そこでトラップ粘土の登場。ハンバーグやメンチカツを作るように平たく伸ばし、それをタオル代わりにするように水を掛けながら洗車をすると、こびりついた虫などは簡単に落ちる。汚れを閉じ込めるように粘土を内側へ折り曲げ、繰り返し平らに伸ばしながら洗車をする。これでも落ちないものは微粒子コンパウンドを使うのだが、汚れの類いはほとんどは粘土洗車で落ちる。塗装面に付着した金属粉も取れるので、トラップ粘土を使って洗車を行ったあとはボディー表面が驚くほどツルツルになる。このあとにワックス掛けまですれば完璧!
週末の度にと愛車の洗車を楽しまれる方にもトラップ粘土は意外に知られていない。お勧めです。
レンジローバー洗車レンジローバー_洗車
ランドローバー洗車ランドローバー_洗車




ランドローバーmini
ランドローバーオーナーのお得様が、今日はMiniに乗ってご来店。ランドローバーとクラシック・ミニ、この組み合わせでカーライフを楽しまれている方は多い。私も以前所有していたこともあるが、こうして元気なMiniを見るとまた血が騒ぎ始める。冷静に冷静に・・・。
ただ、幸いなのは「Miniが魅力的であり過ぎる」こと。例えばMiniを手に入れたとしたらどんな仕様に改造しようか?と考える。ボディーカラー、タイヤサイズ、インテリアデザイン、エンジンスペック、その方向性が何通りもあってひとつの方法を決めるのが非常に難しい。そうだなあ、最低でも2台の仕様違いのMiniを仕上げたい。大雑把には、レーシングカー並の尖がった仕様と、細く小さいタイヤを履いたクラシック仕様。それですらきっと一筋縄ではいかず、手間やコストは計り知れない。頭の中もきっとMiniのことでいっぱいになる。つまり、Miniを手に入れてからの悩みが目に見えているために、その世界への一歩を踏み出さずにいるのが現状。
クルマが好きでいろんなクルマに乗りたいのだけれど、バハマ号は可愛いし、だいたい私の立場上ランドローバーを疎かにするわけにはいかないし、今の私にはMiniは毒すぎる。(笑)



これからレンジローバー・ヴォーグに乗り始めるにあたり、まずは内外装のクリーニングを行った。
エクステリアは水垢を落として磨きを掛けた。ポリッシャーという電動工具こそ使うが、まあいわゆるワックス掛けである。
レンジローバーbefore
レンジローバーafter


ここからはきっと皆さんにも参考にしていただける技を紹介しよう。
レンジローバー_マット
フロアマットの汚れを落としたいのだが、こんな時に私が使うのは泡状のガラスクリーナー。
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泡を吹きかけて少し置き、絞った濡れタオルでゴシゴシ擦ると、これが意外に良く落ちる。
レンジローバー_フロアマット
わざわざ自動車用のガラスクリーナーを買ってこなくとも家庭用のものでも大丈夫。ガラスクリーナーは香りもよく、べた付かないのも良い。

まだ名義変更を済ませていないし保険も掛けていないので自由に乗り回すことはできないが、こうして準備を進めているだけでテンションがどんどん上がっていく!



ディスカバリー・スポーツ
最近はこの本を何度も何度も開きながらディスカバリー・スポーツの世界にすっかりハマっている。

私が感じるディスカバリー・スポーツの魅力は「素朴さ」。プラットホームはレンジローバー・イヴォークと共通。しかし、シュキンと尖ったカッコいいスタイルでその存在感を存分に主張しているレンジローバー・イヴォークに対し、ディスカバリー・スポーツは「あ、そこに居たの」という雰囲気の静かな佇まい。しかし地味には感じない。スタイルやサイズ感、エクステリアやインテリアのフォルムも、全てにおいて主張し過ぎているわけではなく、やはり私はそこに素朴さを感じるのである。

50歳の私が言うのは少し早いと思うが、やがて自分が「おじいちゃん」と呼ばれる世代になったとき、人生最後のランドローバーにこのディスカバリー・スポーツを選ぶことがとても自然に感じるのである。



ドライブレコーダーを装着される方が増えている。
ドライブレコーダーを使う上で最近問題になっているのは信号がLED化されていること。LEDは細かく点滅しているため、それが録画のコマの波長と同期してしまうと信号の色が映らないことがあるらしい。事故の際に自分が青信号であったことが証明されないでは何のためのドライブレコーダー?・・・、となってしまいかねない。
そんな問題を技術的にクリアした機種もある。今日取付を行ったレンジローバーのオーナーさまも「どうせならちゃんと映る機種じゃなきゃ!」と、このドライブマンを選んだ。
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さて、このドライブマンにはセキュリティ機能も備わっている。どんな機能かというと、エンジンを停めたあとの3時間は撮影を続けるというもの。例えば駐車場に停めて買い物を済ませ、戻ってきたらクルマが傷ついていたというようないわゆる当て逃げ事故や、あるいは車上狙いの犯人の顔が映っていたりとか、そんな万が一の場合にもきっと録画映像が役に立つだろう。

私もドライブレコダーは使っているが、自身が監視されているようで安全運転に心がける意味でも大変効果的だと思う。



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オーナーさまのご要望でレンジローバー・イヴォークにトレーラーヒッチを取り付けた。キャンピングトレーラーを引っ張るのが目的だ。というか、そもそもそのためにランドローバーを所有しているのだ。

私は、以前一度だけランドローバーでキャンピングトレーラーを引っ張って運転したことがある。お客さまのクルマを、ほんの少し移動させただけなのだが・・・。まあ、前進は良い。しかし、後退が難しい。連結部分でクネクネ折れ曲がってしまって狙った場所に進んでくれない。慣れも必要なのだろうが、それ以来苦手意識が根付いてしまった。
トレーラーを引っ張るのではなく、ランドローバー以外にキャンピングカーを別に所有されている方もいらっしゃる。こと運転に関してはそのほうが楽だ。しかし、今回のイヴォークのお客さまはトレーラーであることのメリットを話してくださった。

ランドローバーでキャンピングトレーラーを引っ張ってキャンプ場に着く。食事を作って食べて、それからのんびりして、さあ温泉にでも行くか!という時に、トレーラーを切り離してキャンプ場に置き去りにすればランドローバーだけで軽快に出かけられるというわけだ。トレーラーは何日も停泊させておいて、ランドローバーに乗って買い出しや周辺の散策や、私は釣りはやらないが、そんな楽しみ方もできる。高原へゴルフ旅行だって可能だ。うん!かなりイイかも。

トレーラーの運転に苦手意識がある私だが、そんな話を聞いて少しづつ興味が湧いてきた。老後を楽しむ目標のひとつにしよう。
海に山にキャンプ場に、それからキャンピングカーを引っ張る姿も、そんなシーンを想像した時、ランドローバーならとても良く似合う!



今日、ヤフーのニュースで見つけた記事。とても興味深い。
クルマ好きの方は是非読んでほしい。

日本の自動車メーカーは早急に“クラシックカー”部門の設立を



「完成して、船で送られてきたコンテナの中には、クルマとともに交換された部品の山がキャビネット3箱分以上あったそうだ。ちなみに、交換されたボンネットフードにはメカニック全員のサインが入っていた。」

とても素晴らしい!オーナーとしてこういう思いもしてみたいし、メカニックとしてもこんな仕事に携わることができたなら最高に幸せだと思う。



「御社(国産自動車メーカー)もヨーロッパのメーカーのようにクラシックカーの修理、修復の専門部門を設立し、活動を始める予定はありませんか?」
「旧いクルマを大切にすることに手を貸すようなことをしていては、新車が売れなくなってしまうじゃないですか」

残念でならない。復刻してほしいと思う名車は国産車の中にもたくさんあるのに・・・。


記事で取り上げられた1970年代のドイツ車は、新車価格の何倍ものコストを掛けてメーカーに新車同様に復元してもらった。例えば1970年代の2ドアのクラシック・レンジローバーを、20万ユーロ(およそ2,650万円)で新車同様にしてくれるというなら、しかもメーカーの専門メカニックチームの手によって、純正パーツを使って、更に今後も安定したパーツ供給とサービス体制が約束されているなら、それなら依頼するオーナーはきっといると思う。

現在私の元にあるクルマの中で最も古いのは1991年式のレンジローバー。まだ24年しか経っていない。まだまだヒヨッコだが、とりあえず大切に乗り続けていこう。
レンジローバー _クラシック






昨日はシートを取り上げたが、今日はステアリングホイールのレザー張り替えについて。
ランドローバー_ステアリングホイール
ステアリングホイールのレザーを張り替える場合には、お客さまと共にサンプルを見ながら色やパターンを決めることが多い。内装ともコーディネイトしたいので、実際にサンプルをクルマに持ち込んでステアリングホイールに当てがってみるとイメージが付きやすい。ブラックが良いか、グレーのほうが合うのか?ディンプル加工されたものを使うか?ステッチの色は?などなど。
これまでも多くの方のステアリングホイールレザー張り替えの相談に乗ってきたが、ただなんとなくブラックで純正然に仕上げるパターンは意外に少ない。ブラックとグレーのコンビ、あるいはインテリアに合わせてベージュを使ってみたり、ディンプルを部分的に配置してみたり。ステッチの色も様々。
写真はディスカバリー3。今回いただいたオーダーは、ダークグレーのディンプルを全周で使用したもの。ディンプルを左右に配置するパターンはこれまでもよくあったが、最近はこうして全周に使うご要望も増えている。
ほんの少しのことだが、こんなふうに個性を表現するだけで運転がとても楽しくなる。
中古車専門店_ランドローバーディスカバリー



オートクラフトのすぐ東側には品川埠頭があり、平日は大型トレーラーがひっきりなしに行き来している。しかし週末になれば車の往来も減ってひっそりと静まる。そんな時を狙って、我々はクルマの撮影に出掛ける。
レンジローバー_イヴォーク


今日、レンジローバー・イヴォークの撮影中のこと、カメラを構えているいるとバラバラと空冷の乾いた音をさせて一台のポルシェが近づいてきいた。そして幸運にもイヴォークの少し後ろに停車した。偶然のアングルを逃さずパチリ。
ナナサンかな?カッコいいなあ!
レンジローバーイヴォーク


ポルシェはしばらくすると走り去っていった。フードに2.7のエンブレムが見えたので74〜75年頃のモデルだろうか、いずれにしても既に40年が経っている。
我々が扱っているクルマでは古いと言っても90年代前半のクラシック・レンジローバーぐらい。せいぜい25年前のモデル。十分にクラシックカーの雰囲気はあると思うのだが、今日の911に比べればまだまだヒヨッコのようなもの。例えば、バハマ号を今後15年間大事に維持し続けられたとして、こんなふうに街で見かけた誰かにカメラを向けられるような存在になっていてほしい。
加藤ブログ



パーキングブレーキ、名のごとく駐車のためのブレーキ。ランドローバーの場合、2005年のディスカバリー3から電動パーキングブレーキが採用されるようになった。従来は運転席サイドの手元にレバーがあり、それをギリギリと引っ張るタイプの手動式だった。レバーを引く、あるいは踏むことでワイヤーを介して直接的にブレーキを掛けるという、極めてダイレクトなシステムだ。電動になったことでレバーが無くなった。その代わりにボタンになり、ボタン操作でモーターを作動させてブレーキの作動と解除を行なう。
手動と電動、それぞれにメリットとデメリットがある。手動の場合、レバーは手や足に力が入りやすい場所に設置しなければならないが、ボタンの場合にはその制約がない。手動では室内からフロア下のブレーキまで太いワイヤーケーブルを通す必要があるが、電動は電源ハーネスが通ってさえいれば良い。手動の場合、万がいち戻し忘れたまま走行してしまうと焼きつきなどのトラブルに繋がる可能性があるが、電動の場合はアクセルペダルを踏んだ瞬間にその信号が伝わって自動で解除される。また電動では人の手の感覚に頼らずに一定の力で確実にブレーキが掛かる。
ここまで書くと多くの場合において電動が勝っていることが分かる。もちろん時代の流れは全車種電動化である。しかし、全ては「故障しなければ」という条件付き。電動だけに、故障箇所の可能性は広がる。スイッチ、各センサー類、ワイヤーハーネス、モーター、などなど。発売から10年近く経っているわりには故障は少ない印象だ。しかし、無いわけではない。モーターが固着してスイッチ操作をしても反応しないなど。現在入庫しているディスカバリーもどうやらモーターが怪しい。パーキングブレーキモーター


電子制御化が進めば便利で快適なことが増える。しかし、全てをそれに頼るのはやはりリスクが伴う。ランドローバーで言えば、ディフェンダーやクラシック・レンジローバーならそうした電子パーツはかなり少ない。性能や快適性は現代のクルマには遠く及ばないし、日々のメンテナンスには手間が掛かる。経年による故障や、当時のテクノロジーのレベルによるリスクは確かにある。しかし、トラブルの際には何らかの方法で解決できる可能性は高い。故障原因にたどり着きやすいし、それ故に旅先で応急処置ができることも多い。
まさに一長一短だ。どちらをとるか、何を優先させるか、ニーズや生活環境に合わせてそのバランスをとることこそがカーライフの基準になるのかな。



レイブリック加藤ブログ
ハチロクの記事を読んでくださったお得意さまからプレゼントをいただいた。およそ1/90のAE86のミニカー。手前のものがそう。たまたま入ったリサイクルショップで売られていたそうで、見つけた瞬間私のことを思い出してくれたのだと。

自分が愛したクルマのミニカーをコレクションにされている方は多いと思う。オーナーにはなれないものの、憧れているクルマもその対象。どこかで歯止めを掛けないとどんどん増えていく。ただ、実際のクルマと違って維持費が掛かるわけではなのでコレクションは増えれば増えるほど嬉しい。
後ろ側のブルーのものはプリンス・スカイライン2000GT。私が生まれたころのレーシングカーである。お客さまにとっての憧れの一台だそうだ。ご自身で仕上げられたモデルカーを見せていただいた。

私は私の、お客さまはご自身の、それぞれの懐かしい昔話にしばし花が咲いた。幸せな気分にさせてくれたお客さまに感謝!ありがとうございました。



sakura
なんだか、今年の春は桜は咲いている期間がとても長いように感じる。名古屋は3月30日ごろから満開になりもう一週間以上も経っているのに、まだ方々で満開の桜が見られる。もっとも、既に散り始めている桜も多いのだが、そのおかげで今朝はこんな贅沢な轍の上を走ることができた。

言うまでもなく、私はクルマが好きだ。メカニズムやテクノロジーといった工業的な観点や、プロポーションの美しさや、そういったクルマが持つ固有の魅力に心を奪われる。それと共に、様々なシーンにあるそのクルマの存在感に魅了されることも多い。新緑や紅葉のトンネルを走り抜けるクルマ、ビルの合間や高原や海岸に佇んでいるクルマ、そんな映像に自分のクルマを重ねた時に、そこになくてはならない一台であってほしい!そんなクルマに乗っていたいと思う。その風景に向かってカメラを構えたときに必ず構図の一部になるような、そんな存在感っていうのかな。
今朝、レンジローバーでこの道をゆっくりと走りながら、自分では見ることができないその姿を想像してみた。きっと、テレビCMでも使えそうな素敵なシーンに写っているはず。そんなふうに自己満足できることが私にとってクルマを所有することの歓びでもある。



ドライブレコーダーを付ける人が増えている。個人的にも大賛成。
もちろん目的は万がいち事故になった際の証拠を残すため。相手がどんな動きをしていたのか、自分は止まっていたのか。そういうことが判明することは事故の解決に向けてとても有効である。
そしてもう一つの目的は自身の交通安全啓発。私自身、ドライブレコーダーを取り付けてから安全運転の意識が更に高まった。自分がしたことの証拠も全て残るから。信号が何色だったか、無理なタイミングで交差点に進入していないか、車間距離は適正か、などなど。
衝突被害軽減ブレーキも必要だが、ドライバーの意識の問題は大前提である。事故に遭った時のためというより、事故を起こさないためにドライブレコーダーは絶対にお勧め。
レンジローバー_ドライブレコーダー



この仕事をしていると、友人からはランドローバー以外であってもクルマに関しての相談を受けることが多い。「古くなったクルマはどうやって処分したらいい?」、「事故をしちゃったけど、今日はクルマを買ったディーラーが定休日で・・・」、「子供が免許を取ったのだけれど、自動車保険はどんなプランに変更したらいい?」などなど。商売として引き受けられるものもあれば、専門外なのでただ相談役になるだけのこともある。いずれにしても友人が頼ってくれることはとても嬉しい。

今日はルームクリーニングについて友人から相談を受けた。免許を取った娘さん用にと中古で手に入れたクルマの室内が汚れているのだけれど、キレイにする方法はないものかと。
今日の名古屋の最高気温は22度。汗ばむような陽気だった。こんな日は絶好の丸洗い日和。私は友達として、そして仕事としてルームクリーニングを引き受けた。

シートクリーニングシート高圧洗浄
引き受けたのは国産ファミリーカー。前後シートは簡単に取り外しができる。そして洗剤で汚れを浮かし、高圧洗浄機で丸洗い。長年の汚れを含んだ水が流れていくことで、汚れが落ちていくことを実感。一通り洗ったら、あとは天日干し。
シート洗浄乾燥ルームクリーニング

天気がよかったとはいえ、やはり春の日差し、夕方までに完全には乾燥しなかった。それでも汚れが落ちてキレイになったことは確認できたので日が暮れる前にシートを取り付けた。あとは自然乾燥でいけると思う。
我ながら出来栄にも満足。気に入ってくれると嬉しい。



インターネットでここまでの情報が取り出せるとは、恐ろしい面もあるが、今日は良いほうの意味での驚き!なんとおよそ22年前の貴重な動画を発見した。

当時、書店で売られていたビデオマガジン「ベストモータリング」に、ご縁があって出演する機会があった。プロレーサーであり、ドリキン土屋の愛称で我々走り屋の兄貴分的な存在だった土屋圭一さんが先生となり、ドリフト教室を開校するという企画。といってもビデオの企画なので受講料はなし。だからといってギャラもなし。(笑) ガソリンだけは満タンにしてくれたっけ?・・・
1993年の1月だか2月だか忘れたが、時折雪の降る寒い日に早朝から日没まで丸一日かけて撮影を行った。
ae86
私の愛車はAE86トレノ。私を含む読者5人がマイカー持参で招集された。土屋さんと、編集長兼ドライバーの大井貴之さんから終始ダメ出しを喰らいながらの特訓で、正直に言ってしまうが決してヤラセはない内容だった。定常円旋回も、仮想コーナードリフトもいきなり課題を与えられてのぶっつけ本番。大井さんに至っては、昼食の弁当タイム返上で、時間内に上手くできなかった参加者のひとりに補充講習を行っていたほど本気のトレーニングだった。編集上かなり端折られているが、それぞれの課題はほとんど出来ないところか何度もトライさせられてようやく形になったという人がほとんど。ビデオにしてしまえば30分そこそこの時間だが、実際の収録は8〜9時間掛かったのだから・・・。そして待っている時間の寒いこと寒いこと。
あとはYoutubeの動画を見ていただくことにしよう。何度も言うが、映像は私が28歳だった時のもの。今よりもおそらく10キロぐらい痩せているが、そのあたりは軽く流してほしい。。。

Hotversion Vol.5
Hotversion Vol.5

ひとつ補足を。土屋さんが私のハチロクを「生きたお金を使っている」「技量にあったチューニング」と褒めてくれているが、自分としてはただクルマに掛けるお金がなかっただけのこと。タイヤやブレーキパッド、オイル類などの消耗品の出費が精一杯で、それ以上は小遣いが続かなかったのだ。欲しいパーツややりたい改造はたくさんあったのだが、限られたお金はチューニングに掛けるのではなく、ガソリン代やサーキット走行料に使ってひたすら走って腕を磨くことを考えていた頃だった。

懐かしいハチロク時代、楽しかったなあ!私が最初にハチロクを購入したのは1987年。パワステ&パワーウィンドゥ、サンルーフ付きの豪華仕様"APEX"を選んだのだが、ハチロクに馴染むにつれてもっと硬派な仕様が欲しくなり、数年後にベースグレードであるパワステもパワーウィンドゥも無いGT-Vに代替をした。それがこの「キレイな艶のないハチロク」である。このクルマはこのあと1995年まで乗って後輩の友人に譲った。土屋さんの太鼓判付きハチロクということで、その方も喜んで引き継いでくれた。あれから20年、もういちどAE86に乗ってみたいなあ。ボディーをフルレストアするついでにロールバーも付けて、エンジンやサスペンションにもしっかり手をいれて。今日から一週間の冬休み。そんな妄想を膨らませながら連休を楽しむことにしよう!



友人とささやかな忘年会で焼肉屋へ出掛けた。そこでエンジンオイル交換の話題になった。オイル交換の必要性、オイルフェルターの役割などなど。私は焦げた鉄板を前にしながらその説明をした。

エンジンオイルほら、鉄板が焼かれて熱くなって、そこに肉の油が付くとこんなふうにススで真っ黒になるだろ!エンジンオイルは潤滑をしながらエンジン内部の洗浄もしているんだ。ススをフィルターでキャッチして、ろ過されたオイルが循環するわけ。そうはいってもやがてはオイルも真っ黒になり、フィルターも詰まる。だから共に交換が必要なんだよ!

こんな説明をしたのだが、分かってもらえたかな?

焼肉の鉄板は途中で何度でも替えてもらえば良いのだが、エンジンはそんなふうに手軽に交換できるものではない。だから定期的にエンジンオイルやフィルターを交換することで潤滑機能を保ち、内部をきれいにしておく必要がある。途中で鉄板を替えてもらえばそのあとも肉を美味しく食べられ、我々は幸せになる。エンジンオイルを交換すれば、きっとエンジンも幸せに感じるだろう!






今日のニュースのひとつ、「ETC義務化へ」。
私はすっかり「ETCのある生活」に慣れてしまっている。通常の有料道路の料金所ゲートだけでなく、時々行くゴルフ場の近くのパーキングエリアにスマートETCの出入り口もあって、それはそれは便利である。
ただ、まだ国内保有車両全体のETC普及率は半数にも満たないレベル。それだけ高速道路を使うつもりのないドライバーが多いということだろう。義務化は一説には2016年から試験的に導入が始まるらしい。ETCが誕生しておよそ17年。これまでもETC車載器の購入費用のサポートや、セットアップ料金の割引きなど行政はさまざまなキャンペーンを展開してきた。それだけの歳月と費用をかけてもまだ半分も普及していないのに、これから数年で義務化とは・・・、間に合うのかな。ちょっと心配。ある日をさかいに高速道路の料金所から一般ゲートが消えることになるのかな?でも、新車に全車装着されるようになれば一気に普及して、現実にはそれほど大騒ぎすることもないのかな?テレビのアナログ放送が終了してデジタルに変換されたときのように、そう決めてしまえばなんとかなってしまうものなのかもしれないが。
ETC個人的にはETC車載器の装着は当たり前のことになっていて既に便利に使っているので問題はないのだが、なんだか「管理」をされている気がして落ち着かないところもある。ETCカード=クレジットカードなので、ある意味では個人が特定されてしまう。ゲートを通ったクルマと、そのクルマに乗っている人がリンクして限定されているようなもの。公表されることはないと思うが、どこかの誰かはその全てを知っていると考えても不思議ではない。最近ではあらゆるところに監視カメラや防犯カメラが設置されているが、そんなようなものだと考えて諦めるのが妥当かな・・・。



BlogPaint今月17日から各地で新たにご当地ナンバーが追加された。オートクラフト周辺では品川ナンバー管轄で「世田谷」ナンバーが、お隣の練馬ナンバー管轄では「杉並」ナンバーが登場した。レイブリックの周辺では尾張小牧ナンバー管轄に「春日井」ナンバーが追加された。
当地ナンバーの登場によって居住地の範囲がかなり狭い範囲に絞られることになる。「ご当地」であることが嬉しい反面、更に個人が特定されやすくなってしまうのではないかと少し心配にもなる・・・。
私は、ことクルマに関しては派手好きで、オレンジやイエローでも平気で乗れる。なので必然的に目立つ。「加藤さん、この前何処何処で見ましたよ!」なんてことはよくある。「仕事柄」と言ってしまえばそれまでだが、レンジローバーに乗っている間はプライバシーなど無いも同然だと腹をくくっている。
しかし、目立ちたくない人も多いはず。車種とボディーカラーやナンバーで、「あれ?あの人かな?」と見当をつけられたくない人も・・・。例えばゴルフ場の駐車場で三河ナンバーの黒のレンジローバー・スポーツを見かけたら、「あ、○○さんに違いない!」てなことは現実に起きている。ランドローバーのように絶対的に台数の少ないクルマでは仕方がないことかもしれないが。

逆の発想だが、ヨーロッパのどこかの国ではナンバープレートでそのクルマの所有地がかなり狭い範囲に限定されるように表現されていて、それ故に運転マナー向上の意識が高くなると聞いたことがある。うる覚えで確かではないが・・・。 
ご当地ナンバーにはそんな目的もあるのかも?



32快晴の中、スポーツカーを駆り出して鈴鹿サーキットに出掛けてきた。走るたびに「久しぶり」。たまにしか走らないからリスクが少ないのか、それとも頻繁に走って慣れていたほうがリスクが少ないのか、毎回そんなことを考えてしまうのだが、つまりはクラッシュが怖いから・・・。
年齢と共に、そしてきっと「久しぶり」だからだろうが、恐怖感から走るたびにラップタイムは落ちる。でも、もうそれで良い。コースアウトしてしまっては元も子もない。若い頃はこのままレーサーになりたいと思うほど入れ込んでいたのだが、もう今は趣味で良い。危険からはかなり遠い領域で、時々こうして気持ちよく走ることができてレーサー気分を味わうことができれば満足。

そうは言っても一般道路とはかけ離れた速度が出るものなのだが、誰かに「スポーツカーでサーキットを走る」という話をすると、「サーキットだと何km/h出るの?」と質問されることが多い。しかし、その質問には答えられない。何故ならスピードメーターを見ていないから・・・。
ひとつのコーナーを抜けてストレートに入る。全開で加速をしていって次のコーナーの直前で急減速をする。ストレートの最後では確かにもの凄いスピードが出ていると思う。しかし、その瞬間は目の前のコーナーに集中しているわけで、とてもスピードメーターなど見ていられないものなのだ。
そして、仮にそれが「何km/h」であったとしても、それはそのクルマの最高速ではない。ストレートが数kmあれば最高速までたどり着くだろう。しかし、多くの場合、サーキットでは最高速度に達する前に次のコーナーが迫ってくるので、そのクルマの限界速度には全くたどり着かないものなのだ。
ただ言えることは、自分の技量と勇気の限界速度で全てのコーナーを攻めているということ。今日は風が冷たくて寒い日だったが、一時間走行したあとはTシャツが汗でビッショリだった。

サーキットへ行くと、私よりも年配の方も多くいらっしゃる。実際に50歳を過ぎた現役プロレーサーも珍しくない。ゴルフやテニスも老後まで続けられるスポーツだろうが、意外にサーキット走行も負けていない。自分のペースで楽しむ分には、老後の趣味としても十分に続けられるだろう。華麗にコーナーを抜けて他のクルマをパスし、あとでピットインしてヘルメットを脱いだら白髪のジイさんだったなんて、かなりカッコいいかも!(笑)



加藤ブログ昨日の日経朝刊の特集記事「若者50年の足跡」、読まれた方も多いと思う。昨日の朝に流して読んだのだが、今日、改めて読み返した。そして例えようのない危機感のようなものが襲ってきた。
昨日の記事は「クルマ」について。タイトルは「デートだって軽でいい」。・・・おそらく筆者と同じように、私が"若者"の頃は「軽でいい」と言える時代ではなかった。
私が免許を取ったのは高校を卒業した春休み、1983年のことだった。買えるか買えないか、身の丈に合っているかどうかは別にして、欲しいクルマをあげればキリがないほど魅力的なクルマは多かった。名古屋という土地柄のせいだろうが、高校を卒業したらすぐに運転免許をとって、バイトをしたり親のサポートに縋るなどして何とかしてクルマを手に入れるということはとても自然なことだった。カッコいいクルマで通学し、ドライブをし、もちろんデートも・・・、それをしたいのだが学生の身分ではとりあえずクルマに乗れるだけで十分。とはいえ、「軽でいい」とは思えていなかった。
カッコいいクルマに乗りたいという情熱は、社会に出てからもそのまま仕事へのモチベーションに繋がった。子供の頃に憧れたあのクルマにいつか乗りたい。学生時代にお金がなくて手が届かなかったクルマを買えるようになりたい!私が若者だった頃にはそういう思いを失ったことは一度もなかった。

記事の中で紹介されているエピソードは、ある若者がデートの時に奮発して輸入車を借りて(レンタカー、あるいはカーシェアリングかな?)行ったところ、彼女が「これに乗るの?軽でよかったのに・・・」と言ったとか。
そして全体の要点は「若者のクルマ離れ」と「メーカーが若者に期待しなくなった」こと。これでは両者の接点は見出せない。記事の最後はこう締めくくられている。

「少子化が進み、手をこまねいていればニッポンのクルマ文化は一段と強い逆風を受ける。クルマがまた必須アイテムに戻る日は来るのだろうか。」

私の長男は現在高校3年。大学受験勉強の真っ最中なのだが、この前「受験が終わったらすぐ免許とるか?」と聞いたところ、「まあ、夏休みぐらいでいいんじゃねえ?」と・・・。こんなにクルマ好きの親父に育てられた男子でさえ、やはり必須アイテムではないようだ。本当にニッポンのクルマ文化はどうなっていくのだろう。






愛知県の交通マナーは悪いと言われることがある。最近は東京都内をはじめ、各地を運転する機会が多いのだが、そうやって地元以外で運転しているうちに愛知県の交通マナーについて分かってきたことがある。

ここは東名高速道路の名古屋インターチェンジの出口。長久手方面に出て県道に対して右から左へ合流する部分。もっとも、ここに限らず、こういった合流箇所はいたるところにあるわけで、今日は「合流」を取り上げて愛知県の交通マナーについて触れてみようと思う。

加藤ブログ

ゼブラゾーンを跨いでいる白い乗用車(ミニ)も右から左(県道)へ合流希望の車両。そのずっと前にワゴン車(ハイエース?)が見えるが、その前にも数台の合流車両がいる。県道は一回の青信号では行けない程度の軽い渋滞になっている。信号が青になって進み始める時に右からの合流車両を順番に入れてあげれば良いのだが、現実は車間をあけずに詰めてしまってなかなか合流させない。信号待ちで渋滞している県道側のドライバーからすれば、空いている合流車線からすーっとやってきて渋滞の間に入ることが癪なのかもしれない。合流したいのに入れてもらえない車両は、もうこの先は進むことができない場所まで追い詰められる。そうなると「空いているレーンをすーっとやってきて、こんな前で割り込もうとはけしからん」とばかり余計に入れてもれえなくなることもある。入る側は一瞬の隙を見逃さずに入るか、半ば強引に割り込まなければならなくなり、時にはクラクションを鳴らされることもある。こういった光景は名古屋ではよくあること。実際に目の前でも起きている。
では、ゼブラゾーンを跨いでいる車両は何故ここに居るのか。「私は右側を"すーっと前まで行く"ようなことをしないからこの辺で入れてよ!こんなに手前なんだから意地悪しないで入れてくれるよね?!」というアピールなのである。それでも「どうぞ」と言ってくれる"親切な"車両が現れるまでこうしてタイミングを計っていなければならない。
「おいおい、俺はこんな手前では入らないぞ!もっと前まで行って上手に入ってやる」という威勢のいいドライバーは白いミニの右側をすり抜けて進めるところまで一気に進む。実はハイエースもそのクチ。もう順番も何もない・・・。

こんなシーン、例えば首都高の合流地点では見たことがない。どんな場所の渋滞合流でも必ず一台づつ交互に入っていく。入る側も二台同時には入らないし、入れる側は何の躊躇もなく一台を自分の前に入れる。だからゼブラゾーンを使う必要もない。しかるべき合流する地点で自然に行われている。それが当然のように流れているにも関わらず、入れてもらったほうはハザードを点滅させて「ありがとう」を伝える。

どうして愛知県がこういう文化になっているのか私にははっきりしたことは分からないが、自分の地元が「マナーが悪い地域」と言われることが悔しいので、私は夜間ならヘッドランプを消すなどして「どうぞ」と入れてあげるようにしている。逆に、首都高ではあまりしないが二台まとめてだって入れてあげる。
そう、レンジローバーに乗っていると余計にそういう気持ちにさせてくれる。



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